病気を持ち込ませない!!熱帯魚のトリートメントの方法と期間
【全11種類】熱帯魚が病気に!?魚病薬まとめ
7分
熱帯魚を飼育していると熱帯魚が病気になってしまう事もあります。
熱帯魚が病気になってしまった場合、人間のように医者に行って薬をもらう事は出来ません。
あなた自身が医者になり、彼らの命を救ってあげなければいけません。
今回は熱帯魚の病気の治療に使う魚病薬に焦点を当ててご紹介します。
病気によって魚病薬は使い分けが必要になります。
どうぞ、ご覧ください。
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熱帯魚が病気になってしまったら
アクアリウムをやっている中で熱帯魚が病気になってしまう事は必ずある事です。
実際に私も飼育して病気に直面したことは何回もあります。
しかし、彼らは体調の不良を訴えてくれるわけではありません。
人間のように医者に行って薬をもらって・・・なんて事もできません。
熱帯魚が病気になった場合、あなた自身が医者となって治療を行い、熱帯魚の命を救ってあげなければいけません。
熱帯魚の病気にはいろいろなものがあります。
治療法の確立されていない病気もありますので、絶対治せるという道がないものもあります。
熱帯魚がもし病気になってしまったら、1つの情報に捕らわれず、広い視野を持ってベストな治療を探していきましょう。
熱帯魚の病気に使う薬の注意点
熱帯魚が病気になってしまった場合、魚病薬と呼ばれる薬を使って治療をしていく事になります。
この魚病薬は使う時にいくつか注意点があります。
用量・用法を守る
薬をたくさん入れたら病気が早く治るという事は絶対にありません。
魚病薬は魚の病気に使うのですが、少なからず魚へは負担をかける事になります。
用量・用法を間違えると、ただでさえ弱っている魚へは大きな負担がかかり、治療どころか逆に死なせてしまう事も多いです。
病気が治療出来て回復を早くする事が出来るのは、用法・用量を守った場合に限ります。
中途半端に薬を使わない
魚病薬をたくさん入れるのは問題ですが、少なく入れるのも実は問題なんです。
ちょっと様子がおかしいから、とりあえず薬入れとこうかな?みたいな使い方は絶対やめてください。
中途半端に薬を使うと、病気の原因でもある寄生虫や菌に耐性を作らせてしまう事になります。
薬に対する耐性を作らせてしまうと病気になった場合治療が困難になってしまいます。
魚病薬を使う時は中途半端に薬を使わず、使う時は寄生虫や菌を殺しきるつもりで使ってください。
薬の種類
それでは熱帯魚の病気の治療に使う薬について詳しく見ていきましょう。
薬浴のやり方や病気についてご紹介するととても長くなってしますので、ここでは割愛させて頂きます。
薬浴のやり方や各病気の詳しい内容は別記事でまとめてありますので、参考にしてください。
ここでは薬の種類とどの病気に効果があるのかをご紹介します。
メチレンブルー
市販されている薬の中では、熱帯魚に対する負担が比較的少ない薬品です。
青い色をした水溶液でトリートメントなどにも使われます。
治療薬というより、熱帯魚の浸透圧の調節を手助けして、治癒力を高めるのに使う薬です。
効果が期待できる病気
グリーンF
グリーンFクリア
熱帯魚が一番かかりやすい白点病の治療薬として使われる薬です。
特徴的なのが、水草がある状態でも使える治療薬です。
色素剤が使われていない、二酸化塩素による抗菌剤です。
効果が期待できる病気
白点病etc...
ヒコサンZ
観パラD
グリーンFゴールドリキッド
グリーンFゴールド(顆粒)
エルバージュ
レスバーミン
イカリムシ症やウオジラミ症に使われる治療薬です。
寄生虫駆除に効果がある薬品で、外傷に対しても効果がある成分が入っています。
効果が強い薬品です。
甲殻類に対しても駆除効果を発揮する為、エビなどには使用できません。
効果が期待できる病気
イカリムシ症・ウオジラミ(チョウ)症etc...
デミリン
あまり知られていないのですが、口コミでイカリムシ症やウオジラミ症の治療に効果が高いと言われています。
害虫の脱皮を阻害するというユニークな作用を持つ薬剤です。
ただ害虫防除剤で基本的に魚用の魚病薬ではないので、使用する場合は自己判断でお願いします。
効果が期待できる病気
イカリムシ症・ウオジラミ(チョウ)症etc...
ムシクリア液
観賞魚用のイカリムシやウオジラミを駆除する用の寄生虫駆除剤です。
レスバーミンやデミリンは効果はありますが、イカリムシやウオジラミ専用ではなく、観賞魚用でもありません。
その為、イカリムシやウオジラミの駆除にはこのムシクリア液がおすすめです。
イカリムシ症・ウオジラミ(チョウ)症etc...
まとめ
いかがでしたか?
今回は熱帯魚が病気になった時に使う治療薬をご紹介しました。
熱帯魚の治療に使う薬にはいろいろな種類があります。
その為、なんの病気にかかっているのかを見極める事が重要です。
薬を使う場合は用法・用量を守って使いましょう。
何も知らずに薬を使っても全く意味がない場合もありますし、間違った使い方をすると熱帯魚に大きなダメージを与える事になります。
熱帯魚の病気は早期発見・早期治療が大切なので、ある程度薬を常備しておくのも一つの手です。
ちなみに私は、ヒコサンZ、グリーンFゴールド(顆粒)を常備しています。
今回は薬の種類に焦点を絞ってご紹介しましたが、薬浴の方法や熱帯魚の病気についても別記事で詳しくご紹介していますので、読んでみてください。