バタフライ・レインボーを飼育しよう!!

バタフライ・レインボーの特徴は？

白みがかったヒレに黒いスポット模様が入っていて、透明感のある黄色がかった体色が美しい熱帯魚です。

体のわりにヒレがとても大きいのでとても存在感のある魚でもあります。

目の周りが青いのも特徴的。

胸ビレが上に向って伸びているので、蝶のようにヒレをパタパタさせながら泳ぐ姿がとても可愛い熱帯魚です。

ハチェットフィッシュなどが同じようなヒレを持っています。

『バタフライ』という名前は、蝶のようにヒレを動かして泳ぐ姿と大きな背ビレと尻ビレが蝶みたいな点が由来になっています。

ハチェットフィッシュを飼育しよう!!

バタフライ・レインボーはどの種類の熱帯魚？

バタフライ・レインボーはレインボーフィッシュの仲間です。

バタフライ・レインボーの故郷はどこ？値段は？

故郷はパブアニューギニア、オーストラリア北部です。

値段は1匹200円～です。

バタフライ・レインボーはどれぐらいの大きさになるの？

体長は3～4cmぐらいになります。

小さいですが、背ビレや尻ビレが大きく体高があるので、思ったより大きく見えると思います。

性格は？混泳は可能？

性格はとても大人しいです。

大きさの違いすぎる魚や攻撃性のある魚以外は混泳可能です。

群れを作る傾向があるので、５匹や10匹などある程度まとまった数で飼育するようにしてください。

上層から中層を泳ぐ熱帯魚ですが、動きが素早い熱帯魚がいると若干ストレスになってしまう可能性があります。

水草などを入れて、隠れ家を作ってあげると良いでしょう。

水温・水質について

好む水温：22～28℃
好む水質：中性～弱アルカリ性

水質にうるさくなく順応出来る範囲が広いので、とても丈夫な熱帯魚です。

水質ですが、基本的には中性前後の水質を好みます。

丈夫な熱帯魚なので、水質はそこまで気にする必要はありませんが、極端に酸性に傾くとあまり良くありません。

その為、定期的に水換えをするようにしてください。

水槽の水換えの方法・頻度や量について

飼育難易度は？餌は？

飼育難易度　★☆☆☆☆
適応範囲が広く、丈夫な熱帯魚なので、初心者の方におすすめの熱帯魚です。

餌は粒状の小さな餌がおすすめです。

人工餌でも生餌でも食べてくれるのですが、口が小さいの細かい餌が良いと思います。

ブラインシュリンプが大好物なので、たまにあげてみてください。

寿命は？かかりやすい病気は？

寿命は2年程度です。

基本的に丈夫な熱帯魚なので、あまり病気はしませんが、水質悪化で尾ぐされ病を発症する場合があります。

カラムナリス病の症状と治療法

繁殖は容易？オスとメスの見分け方は？

バタフライ・レインボーですが、繁殖は容易です。

気付いたら稚魚が泳いでいる事もよくあります。

オスとメスの見分け方ですが、ヒレをみれば見分けられます。

各ヒレが長く伸びているのがオス、伸びていないのがメスになります。

さらに体色も若干違っていてオスは黄色の発色が強いです。

繁殖について

オスとメスを飼育していると勝手に繁殖してくれますが、オスとメスを1：3の割合にすると良いと思います。

繁殖期になるとオスが目一杯ヒレを広げてメスの周りをグルグルする行動が見られます。

自然界では雨季に産卵するので、水換えなどで少し温度を下げると繁殖のトリガーになる可能性が高いです。

産卵床や水草などを入れておいてあげるとそこに卵を産みつけますが、メスが1回に産む卵の量が少なく大体3～5個ぐらいです。

5～10日ぐらいで孵化しますので、卵が確認できたら水温を25℃ぐらいで維持するようにしましょう。

稚魚は小さい為、泳ぎ出し始めたら餌はインフゾリアを与え、１週間ぐらいしたらブラインシュリンプを与えるようにしてください。

小さな命だから大切に!!熱帯魚の稚魚の育て方

水質をしっかり保とう!!

バタフライ・レインボーは中性付近の水質を好みます。

適応できる範囲が広い丈夫な熱帯魚ですが、極端に酸性に傾くと尾ぐされ病などを発症する場合がありますので、注意してください。

口が小さいので餌は小さめにしよう

バタフライ・レインボーは口が小さいので餌は小さめのものがおすすめです。

しかし、人工飼料でも生き餌でも何でも食べるので、意外と気にしなくても大丈夫かもしれません。