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水面がギラギラ!?水槽に発生する油膜の原因と対策方法

8分

水槽の水面がなんかギラギラしている!?

そのギラギラの正体は油膜です。

けっこう気になりますよね。

突然発生する水槽の水面の油膜はいったい何が原因なのでしょうか?

この記事では油膜の原因と対策をご紹介します。

実は熱帯魚達には悪い影響があるんですよ。

油膜は結構簡単に取り除く事が出来ますが、原因を突き止めて対策しないとまたすぐ出来ちゃいますよ。

どうぞご覧ください。

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なぜ、水面に油膜が張るの?

なぜ、水面に油膜が張るの?

アクアリウムをやっているとある日突然水面にギラギラ輝く膜が張ってしまっている事があります。

これは油膜と呼ばれる水槽トラブルの一つで、水槽に油膜が張ってしまうと見た目も悪いですよね。

なぜ油膜が張るのかというと原因はいくつかあるのですが、水槽内に余分なタンパク質が水面に浮いている状態なんです。

熱帯魚達への影響は?

見た目だけの問題ではなく、熱帯魚にも影響はあります。

油膜によって水面と空気が遮断されてしまうので、熱帯魚達は酸欠に陥りやすい状態になります。

さらに悪い事に油膜が張ってしまった時点で、水槽の水質はよくありません

水槽の水面の油膜の原因

油膜の正体は浮遊性のプランクトンが生成するタンパク質なのですが、そもそもなぜ油膜になっているのでしょうか?

油膜が発生してしまう原因を具体的にご紹介します。

水槽の水質が安定していない

水槽を立ち上げた時に油膜が発生してしまう事があります。

これはまだバクテリアが定着していない為に起こります。

水質が安定していないので、バクテリアバランスが変化しやすく、生存競争に負けたバクテリアが死んでしまう事が多くなります。

そのバクテリアの死骸が油膜として浮いている可能性があります。

水草のトリミング

水草水槽の場合、水草をトリミングした後、大量の油膜が発生する場合があります。

この場合、トリミングで切られた水草の茎の部分から、気泡のような形で分泌物が水面に上がり油膜となっている状態です。

トリミングした茎がまだ閉じていない状態で肥料を与えると油膜が発生してしまう事があります。

トリミングした茎がまだ閉じていない状態で肥料を与えても、その肥料はトリミングで切った部分から水に溶け出す可能性が高いです。

水草の肥料の与えすぎ

水草を育成している場合、肥料を添加すると思いますが、水草の肥料の与えすぎも油膜が発生する原因となります。

水草が消費できる栄養分というのは、植えている水草の量や成長速度で決まってきます。

これを超えて肥料を与えてしまうと消費できないので、水槽内のバランスが崩れてしまい、油膜が発生します。

餌の与えすぎ

熱帯魚の餌にはタンパク質が多く含まれています。

餌を与えすぎると食べ残しが水槽内に残り、そこからタンパク質が水に溶け出して水面に浮かび、油膜を発生させてしまう可能性があります。

水槽の水温が高くなっている

夏場など水槽の水温が高いと油膜が発生する場合があります。

水温が高くなると飼育水の中の溶存酸素量が減りますが、バクテリアの活動は活発になります。

すると当然ですが、飼育水の溶存酸素量はさらに少ない状態になり、その結果バクテリアが死滅し、油膜を発生させる場合があります。

死んだ魚がいる

死んでしまった魚をそのまま放置していると油膜が発生してしまう可能性があります。

熱帯魚などの生物も多くのタンパク質が含まれているので、死んだ生体を放置しているとタンパク質が溶け出してしまい、それが油膜となって現れます。

枯れた水草も腐敗してしまうと油膜の原因になります。

流木から有機物が出ている

これは稀なケースですが、流木から有機物が出てしまって、油膜が発生する事があります。

この場合、流木の中が腐ってしまっている可能性があります。

流木を入れた後に油膜が発生した場合は、流木が原因の可能性が高いです。

油膜を取り除く対策方法

油膜を取り除く対策方法

油膜は見た目が悪いうえに、熱帯魚や水質にも悪影響を及ぼす可能性があるので、取り除かなければいけません。

ここでは油膜を取り除く対策方法をご紹介します。

エアレーションをする

まず最初の対策方法として、エアレーションをしましょう

エアレーションをすると水面が揺らされるので、油膜ごと水槽内をかき混ぜる事が出来、油膜が出来にくくなります。

酸素の供給量も増えるので、バクテリアの働きを促し、油膜を処理してもらう事も出来ます。

バクテリアの働きを促進すれば、死滅する事も少なくなる為、油膜は出来にくくなるんです。

水換え、掃除をする

油膜が出来るという事は水質が悪化しているという事です。

まずは水換えをして、油膜を直接外に出してしまいましょう。

フィルターが目詰まりをしている事もあるので、こまめに掃除をする事も大切です。

死んだ魚はすぐに取り出す

死んでしまった魚はすぐに取り出すようにしましょう

生物は多くのタンパク質を含んでいるので、死んでしまった生物を放置していれば、当然ですがタンパク質が水に溶け出し油膜の原因になります。

さらに死んだ生体の腐敗が進めば、水質にもとても悪影響を及ぼすので、一刻も早く取り出す事が重要です。

枯れた水草なども腐敗が進むと悪影響を及ぼすので、取り出しましょう。

餌を見直そう

餌をあげすぎは油膜の原因になる為、まず餌のあげる量を見直す事が必要です。

餌が残ってしまえば、その成分が油膜を発生させている原因になってしまいます。

しかし、あげすぎだけが問題ではなく、実は餌自体にも問題がある可能性があるんです。

餌には多くのタンパク質を含まれています。

今与えている餌の成分表を見てください

高タンパクの餌を与えているようなら、餌を変えるだけでも効果があります。

水温の管理をしよう

熱帯魚を飼育する上で水温管理はとても重要です。

油膜が張っているのであれば、水温が高くなっていないか確認し、必要に応じてクーラーなどを設置するようにしましょう。

特に夏場はどうしても水温が高くなりがちなので、クーラーも必要な設備と考えて用意しておいても良いでしょう。

水草の肥料の添加を見直そう

水草への肥料の添加が多すぎると油膜の原因になります。

油膜が発生しているのであれば添加する量を見直したり、少し添加を止めてみるのも良い方法です。

特にトリミングした直後の肥料の添加は控えるようにしましょう。

トリミングした直後に肥料を与えると切った部分からその成分がそのまま溶け出す事になります。

油膜取り機を使おう

実は油膜を取ってくれる便利な機械が存在します

とても簡単で即効性もあるので油膜取り機を使ってみるもの良いでしょう。

ただ、値段が高いのと根本的な解決にならないのが難点です。

ブラックモーリーを入れよう

コケを食べてくれる生体は皆さんご存知だと思いますが、実は油膜を食べてくれる魚がいます。

モーリーと呼ばれる卵胎生のメダカです。

その中でも特にオススメなのが、ブラックモーリーです。

油膜を食べる生体を入れておけば、油膜が発生しても食べてくれるので、とても便利です。

流木を変えよう

流木が原因の事は稀ですが、油膜が発生したら流木を一度抜いてみるのも良い方法だと思います。

もし、流木を抜いてみて油膜が発生しなくなったら、抜いた流木が腐ってしまっている可能性が高いので、その流木とはおさらばして、違う流木を入れましょう。

番外編!!猫に食べてもらう!?

私はある日猫が水槽の水を飲んでいる動画を見ました。

水槽の上からペロペロ水を飲んでいるんですが、魚達を食べる感じは全く見せませんでした。

それどころか魚達も餌だと思って水面に集まっています。

私はアレルギーの関係で熱帯魚以外のペットを飼う事が出来ません。

こんな手があるんだと思って、猫を飼っていて熱帯魚も飼っている友達に聞いてみると猫は水槽の水を飲むようです。

可愛い光景ですよね?

まとめ

いかがでしたか?

油膜が発生するのには原因があるのでその原因を突き止めて対策をしなければ、いくらとっても意味がありません。

私も油膜に悩まされた時がありました。

見た目がとても悪いので、いろいろ勉強しました。

油膜が発生したら、まずはエアレーションをしましょう。

これだけでもけっこう違います。

油膜の原因を突き止めるのは意外と難しいのですが、もし油膜が発生してしまったら、参考にしてみてください。

特にブラックモーリーを入れる方法はとてもおすすめです。

根本的な原因の解決にはなりませんが、その都度食べてくれるので、結果的に油膜の発生を抑える事が出来ます。

興味があれば、ぜひやってみてくださいね。

水槽屋.com
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