【とても重要】熱帯魚の混泳!失敗しない為の注意点
増えすぎ注意の熱帯魚
モーリーを飼育しよう!!
ネオンテトラやグッピーと並んで人気のある熱帯魚『モーリー』。
初心者にもとてもオススメで飼育しやすい熱帯魚です。
そんなモーリーの飼育について特徴・飼育のポイント・繁殖・種類などご紹介します。
どうぞ、ご覧ください。
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モーリーってどんな熱帯魚?
学名:Poecilia sphenops
分類:カダヤシ目カダヤシ科グッピー属
特徴は?
モーリーはグッピーやプラティなど並ぶとてもポピュラーな熱帯魚で、飼育は簡単で繁殖も楽しめる初心者にはとてもオススメの熱帯魚です。
プラティととてもよく似ていますが、ひとまわり大きい魚になります。
品種改良もとても盛んで、白・黒・オレンジ・マーブル系など体色もカラフルでとてもバリエーション豊富。
その為観賞魚としても非常に人気のある熱帯魚です。
繁殖力が高い事でも有名で増え過ぎ注意の熱帯魚でもあります。
どの種類の熱帯魚?
モーリーはグッピーやプラティと同じ卵胎生のメダカの仲間です。
卵胎生とは、卵を産まずに成長した胎児を産む繁殖形態の事です。
故郷はどこ?値段は?
故郷はコロンビア、メキシコ、ベネズエラ、カリブ諸島の一部などです。
種類にもよりますが、1匹100円ぐらい~でとても手ごろなので、色とりどりのモーリーを入れると良いでしょう。
どれぐらいの大きさになるの?
体長は3~10cm程度ぐらいで種類によってばらつきがあります。
原種の「セルフィン・モーリー」は約12cm前後もあります。
飼育のポイント
性格は?混泳は可能?
性格はとても温和で群れで泳ぐ習性があります。
大きさの違いすぎる魚や攻撃性のある魚以外は混泳可能です。
モーリーは個性がばらつきやすい魚で自分より小型の魚に対して攻撃的になる場合がありますので、注意が必要です。
とても人懐っこく、餌をおねだりして水面に上がってきて、水面に指を入れると吸い付いてきたり、まとわり付いてきたりする為、とてもペットとして可愛らしく感じる魚です。
水温・水質について
好む水温:18~28℃
好む水質:弱アルカリ性~中性
種類によって様々ですが、この水温・水質を好む種類が多いです。
環境に慣れてしまえば、非常に丈夫な魚で幅広い水温や水質に適応できます。
初心者にもおすすめの熱帯魚で入門魚としてもとても人気があります。
飼育難易度は?餌は?
飼育難易度 ★☆☆☆☆
とても丈夫な魚で飼育も簡単なので、初心者の方にオススメです。
餌は浮遊性の餌がオススメです。
寿命は?かかりやすい病気は?
寿命は2~3年ぐらいです。
モーリーは白点病などにかかりやすいです。
環境に慣れてしまえば丈夫な魚ですが、水合わせがうまくいかなかったり、混泳している魚に攻撃されると免疫力が低下し、病気になります。
モーリーはお掃除屋さん?
モーリーは飼育しやすいだけでなく、実は水槽のお掃除屋さんとしても優秀な熱帯魚です。
コケや藻を食べてくれますし、油膜やスネールなども食べてくれるます。
油膜を食べてくれる熱帯魚はあまりいませんが、モーリーの油膜を食べる能力はかなりのものです。
モーリーの繁殖
繁殖は容易?
繁殖はかなり容易です。
モーリーは沢山の種類がいますが、共通している事は繁殖力がとても高いという事です。
オスには生殖器官があり、尻ビレの辺りから後方に突き出し、棒状の形をしています。
メスとは尾ビレの形も違います。
繁殖について
モーリーは卵胎生のメダカの為、卵ではなく稚魚を出産します。
繁殖はかなり容易で、何もしなくてもどんどん稚魚を生みます。
水槽にオスとメスを入れておけば、勝手に稚魚が生まれてきますが、稚魚は他の魚に捕食されてしまう可能性が高いので、隔離してあげましょう。
1回に10匹程度の稚魚を産み、数回に分けて50匹程出産します。
稚魚の餌やりですが、親魚のお腹の中でヨークサックをほとんど使い果たしているので、生まれた翌日からブラインシュリンプをあげましょう。
ただ餌については特に気にしなくても良いと思います。
実際飼育してみると、子供はお腹が空くのか、1日中石やガラスをつついて、コケを食べているような気がします。
1回の繁殖で数ヶ月にわたって出産し続けるので、とにかく増えます。
気付いたら稚魚が泳いでいることも多い為、数の増えすぎには注意が必要です。
モーリーの種類
モーリーはとても種類の多い熱帯魚なのですが、ここでは一般的なモーリーをみていきましょう。
ブラックモーリー
全身真っ黒のモーリーです。水槽に発生した藍藻を食べてくれます。
バルーンモーリーと並んで一般的なモーリーだと思います。
ライヤーモーリー
モーリーの尾ビレをライヤーテールに改良した品種です。
シルバーモーリー
シルバーの体色が特徴的なモーリーです。
オレンジモーリー
オレンジ色のモーリーです。
バルーンモーリー
とても一般的なモーリーで『バルーンベリフェラ』とも呼ばれています。
体長4cmぐらいの小さいモーリーで身体が丸く、人懐っこい性格とあどけない泳ぎ方をします。いろんな色の生体がいます。
セルフィンモーリー
モーリーの原種の魚で約12cmぐらいの大きなモーリーです。
一般的に流通しているのは原種ではなく、アルビノなどの品種改良種みたいです。
飼育のコツ・注意点は?
とにかく増えすぎ注意
モーリーは繁殖力のとても高い熱帯魚です。
どんどん子供を生みます。
とにかく増えるので、購入する時は少ない匹数での購入をオススメします。
導入時の水合わせはしっかり
丈夫な魚ですが、導入時は水合わせをしっかりしてあげましょう。
水合わせがうまくいかないとすぐ病気になります。
ブラックモーリーは注意が必要かも!?
これは私が飼育してみての感想なのですが、ブラックモーリーは若干他の魚を追いかける習性がありそうな感じです。
私の水槽では、いろいろな魚がいる中、コリドラス・ハステータスだけを追いかけていました。
つついたりはせず追いかけているだけなので、一緒に餌を探している?みたいな感じでした。
もしあなたの水槽で他の魚を追いかけたり、つついたりするようなら隔離した方が良いと思います。
まとめ
いかがでしたか?
今回は『モーリー』をご紹介しました。
モーリーはとてもポピュラーでショップに行けば、見られる人気の高い種類です。
バルーンモーリーはかわいいですし、ブラックモーリーもとても魅力的。
とても丈夫な熱帯魚なので、初心者にもおすすめで入門魚としても人気があります。
モーリーは繁殖力が高いので、どんどん増えますので、購入するときは数が増える事も頭に入れておいた方が良いでしょう。
初心者の方にはぜひ、挑戦してみて欲しい熱帯魚です。