【とても重要】熱帯魚の混泳!失敗しない為の注意点
オレンジ色が特徴的な熱帯魚
ロージーバルブを飼育しよう!!
色鮮やかなオレンジ色の色彩が特徴的な熱帯魚『ロージーバルブ』
繁殖期になるとオスはバラのように美しい赤色になる熱帯魚です。
そんなロージーバルブの飼育について特徴・飼育のポイント・繁殖・種類などご紹介します。
それではいってみましょう。
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ロージーバルブってどんな熱帯魚?
学名:Pentius conchonius
別名:ファイヤーバルブ
分類:コイ目コイ科ペティア属
ロージーバルブの特徴は?
ロージーバルブはとても美しいオレンジ色の色彩が特徴的な熱帯魚です。
古くから親しまれてきた熱帯魚で、オレンジ色の体色に尾ビレのつけ根の黒い点が入った魚になります。
ノーマル個体を見かける事は少なく、色鮮やかな色彩の改良品種やヒレの長いロングフィンタイプを見かける事が多いです。
オスは赤色に近いオレンジ、メスは黄色に近いオレンジ色をしています。
ロージーはバラのようなという意味で、繁殖期のオスは名前の通りとても美しい赤色に染まります。
人工的に色揚げされたような印象を受けるぐらい美しい熱帯魚です。
どの種類の熱帯魚?
ロージーバルブはコイの仲間です。
古くから親しまれてきた小型バルブになります。
故郷はどこ?値段は?
故郷はバングラディシュ、アフガニスタン、ネパール、インドなどです。
値段は種類にもよりますが、1匹400円~です。
現在は改良品種がほとんどで、原種を見かける事は少なくなりました。
どれぐらいの大きさになるの?
体長は5~7cmぐらいになります。
ロージーバルブ飼育のポイント
性格は?混泳は可能?
性格は比較的温和です。
大きさの違いすぎる魚や攻撃性のある魚以外は混泳可能です。
基本的に他の熱帯魚を襲う事はありませんが、とても活発に泳ぎ回るのでゆったり泳ぐ熱帯魚との混泳は避けた方が無難かもしれません。
同種間での小競り合いがあり、かなり追い回す事があるので隠れる場所を作ったり、匹数を多くして縄張りを主張できないようにした方が良いでしょう。
水温・水質について
好む水温:22~28℃
好む水質:弱酸性~中性
ロージーバルブはとても丈夫な熱帯魚で水質悪化にも適応性が高いです。
本来はブラックウォーターに近い環境に棲んでいる為、弱酸性をキープしてあるようにしてください。
導入時の水質変化には弱いので、水合わせは点滴法でしっかりするようにしましょう。
飼育難易度は?餌は?
飼育難易度 ★☆☆☆☆
丈夫な熱帯魚なので、初心者でもとても飼育しやすい熱帯魚になります。
餌は何でもよく食べます。
人工餌でも生き餌でもとにかくよく食べるので、餌については特に気にしなくても大丈夫です。
寿命は?かかりやすい病気は?
寿命は3~5年程度です。
丈夫な熱帯魚なので、病気になる事はあまりありません。
ロージーバルブの繁殖
繁殖は容易?オスとメスの見分け方は?
ロージーバルブですが、非常に容易です。
オスとメスと見分け方ですが、赤に近いオレンジ色の個体がオス、黄色に近いオレンジ色の個体がメスになります。
繁殖について
オスは繁殖期になると体色が濃くなり赤色が強く出て、メスを頻繁に追い掛け回します
メスは卵をばら撒くように産みます。
ここで注意してほしいのが、卵をそのまま放っておくとあっという間に他の魚や親魚に食べられてしまう点です。
その為、産卵前に親魚のペアを隔離する、卵を回収して隔離するなどの卵を守る対策が必要になります。
親魚を隔離した場合は親魚も卵を捕食するので、産卵したらすぐに親魚を元の水槽に戻してください。
孵化して稚魚が泳ぎ始めたら、餌にブラインシュリンプを与えるようにしましょう。
小さい頃は水質悪化に敏感ですので、こまめに水換えをするようにしてください。
ロージーバルブの種類
ロージーバルブには品種改良種がいますので、ご紹介します。
ファイヤーロージーバルブ
真っ赤な見た目のロージーバルブでより色鮮やかな改良品種です。
ロングフィンロージーバルブ
ヒレを大きく発達させた改良品種です。
ネオンゴールドロージーバルブ
ギラギラとしたメタリックな体色が特徴的な改良品種です。
飼育のコツ・注意点は?
混泳させる場合は他の熱帯魚が餌を食べているか注意!?
ロージーバルブは機敏に泳ぎ回る熱帯魚です。
その為、混泳している熱帯魚が泳ぎの遅い熱帯魚や餌取りが得意ではない熱帯魚が餌を取れない可能性があります。
混泳させる場合は他の熱帯魚が餌を食べているか観察するようにしてください。
水槽には必ず蓋(ふた)をしましょう!!
ロージーバルブは飛び出し事故の多い熱帯魚になります。
機敏に泳ぎ回るので、勢い余って水槽から飛び出してしまう事がよくあります。
飛び出しを防止する為にも水槽には必ず蓋をするようにしてください。
まとめ
いかがでしたか?
今回はロージーバルブをご紹介しました。
ロージーバルブはオレンジ色がとてもきれいな熱帯魚になります。
飼育が容易で混泳も可能、飛び出し事故さえ気を付ければ特に難しい事はないので、初心者にとてもおすすめです。
古くから親しまれてきた熱帯魚ですが最近見かけなくなった熱帯魚でもあります。
人工的に作られたようなとてもきれいなオレンジが特徴的な熱帯魚『ロージーバルブ』。
ぜひ、挑戦してみてください。