熱帯魚やメダカの水合わせ!やり方や時間の目安、注意
メタリックブルーの光り輝く熱帯魚
オリジアス・ウォウォラエを飼育しよう!!
メタリックブルーに光り輝く体色が特徴的な熱帯魚『オリジアス・ウォウォラエ』。
ヒレには赤やオレンジが入り、とても綺麗な熱帯魚です。
そんなオリジアス・ウォウォラエの飼育について特徴・飼育のポイント・繁殖などご紹介します。
どうぞ、ご覧ください。
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オリジアス・ウォウォラエってどんな熱帯魚?
学名:Oryzias woworae
別名:オリジアスsp."ファウンテンブルー"
分類:カダヤシ目カダヤシ科オリジアス属
特徴は?
オリジアス・ウォウォラエは全身がメタリックブルーに輝くとても美しい熱帯魚です。
各ヒレやお腹が赤やオレンジに色付き、さらに腹部から頭にかけて赤色になります。
個体差はありますが、青と赤がとても魅力的な熱帯魚です。
このオリジアス・ウォウォラエですが、実は比較的最近になって発表された品種で、2010年に突如輸入されてきた熱帯魚になります。
メダカには珍しいメタリックブルーの体色がアクアリウム業界で一躍話題になり、その美しさからあっという間に人気種となりました。
どの種類の熱帯魚?
オリジアス・ウォウォラエはメダカの仲間になります。
海外のメダカではショップで一番見かける熱帯魚でもあります。
故郷はどこ?値段は?
故郷はインドネシアなどです。
値段は1匹1000円ぐらいです。
どれぐらいの大きさになるの?
体長は4cmぐらいになります。
飼育のポイント
性格は?混泳は可能?
オリジアス・ウォウォラエの性格はとても温和です
大きさの違いすぎる魚や攻撃性のある魚以外は混泳可能です。
最大体長が4cmぐらいの小さな熱帯魚になりますので、捕食されないように注意が必要です。
水草などの隠れ家を準備してあげるようにしてください。
水温・水質について
好む水温:24~26℃前後
好む水質:中性~弱アルカリ性
水質に繊細な種類の熱帯魚になります。
特に導入時の水質の変化には注意が必要ですので、水合わせは点滴法でしっかり行うようにしてください。
綺麗な水を好むので、水換えは定期的に行う必要があります。
飼育難易度は?餌は?
飼育難易度
★★★★☆水質に繊細な種なので、飼育難易度は高いです。
餌は人工餌なら何でも食べますが、小さい魚なのであまり大きな餌は向いていません。
寿命は?かかりやすい病気は?
寿命は2~3年ぐらいです。
水質が悪化するとすぐ病気になる事が多いですし、死んでしまう事も多いです。
特に尾腐れ病などのカリムナリス病には注意が必要です。
オリジアス・ウォウォラエの繁殖
繁殖は容易?オスとメスの見分け方は?
オリジアス・ウォウォラエは繁殖は簡単です。
オスとメスの判別はとても簡単です。
オスはカラフルで発色が強いです。
メスは発色が薄く、オスに比べると背ビレ・尻ビレが大きく、先端がギザギザになっています。
繁殖について
まず繁殖させる為には水草を用意してあげてください。
水草のある環境でオスとメスを複数飼育していると簡単に繁殖が狙えます。
メスが粘着性の卵を水草に産み付けます。
卵はとても小さいのでよく観察し、卵が確認できたら、食べられないように隔離しましょう。
稚魚はとても小さいので、餌はインフゾリアを与えるようにしてください。
ある程度大きくなったら、ブラインシュリンプを与えましょう。
飼育のコツ・注意点は?
水質の変化に注意しながら、こまめに水換えをする
オリジアス・ウォウォラエは水質に繊細な種の熱帯魚です。
導入時は特に注意が必要なので、点滴法を使ってしっかり水合わせをしてください。
さらに新しい水を好みますので、定期的な水換えも必要になりますが、水質の変化に敏感なので、注意が必要です。
尖ったものに注意が必要!!
オリジアス・ウォウォラエはスレに弱い熱帯魚です。
その為、水槽のレイアウトをする時も流木や石など尖ったものがないように注意してください。
意外に落とし穴なのが、フィルターの吸い込み口です。
ビックリした時にフィルターの吸い込み口に逃げ込もうとする事もあるので、スポンジなどをするようにしてください。
まとめ
いかがでしたか?
今回はオリジアス・ウォウォラエについて紹介しました。
メタリックブルーと赤が特徴的なメダカで、ショップに一番見かける海外のメダカだと思います。
飼育は難しいので、初心者やあまりアクアリウムに詳しくない方にはあまりおすすめしません。
しかし、とても綺麗な熱帯魚ですし、繁殖も簡単なので、興味のある方はぜひ一度飼育してみてはいかがでしょうか?