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水草を上手に育成する為の基礎知識
7分
水草水槽を作りたいんだけど、何が必要なのかわからない?
そんな方もおられるのではないでしょうか?
実際私も最初はわかりませんでした。
水草を育成する場合、熱帯魚の飼育の時とは違う道具が必要になってきたりします。
この記事では水槽で水草を育成するのに、必要な道具を10種類ご紹介します。
水草の種類によっては必要ない場合もありますが、綺麗な水草水槽を作ろうと思ったらあった方が良いですよ。
それではいってみましょう。
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水草を育てようと思ったら、熱帯魚の飼育とは違う道具が必要になってきます。
ここではまず絶対必要となる3つの道具をご紹介します。
熱帯魚を飼育する上で絶対に必要になる水槽とろ過フィルターは除外しています。
水草の種類のよっては、必要ない場合もありますが、綺麗な水草水槽を作ろうと思ったら、あった方が良いので、ぜひそろえて綺麗な水草水槽を作ってみてください。
水草は植物なので、光合成をします。
光合成をしようと思ったら、当然ですが光が重要になってきます。
強い光がなくても育つ水草もありますが、基本的に水草を育てようと思ったら照明は必須だと考えてください。
実は光にも質というものが存在します。
水草の育成に適した照明を使うのがベストなのですが、結構高いです。
光については別記事でまとめていますので、もっと知りたいという方は読んでみてください。
光合成をする為にはCO2も必要になります。
実際の自然ではとても多くの生物が呼吸をし、それが水に溶け込む事で水草が育つのに十分なCO2が存在します。
しかし、水槽の小さな世界となると、どうしてもCO2が不足気味になります。
その為、水草を育てる為にはCO2を添加してあげなければいけません。
添加しなくても育つ水草は存在しますが、より綺麗に育てようと思ったら、CO2を添加してあげた方が良いです。
CO2の添加の仕方や濃度などは別記事にまとめてありますので、読んでみてください。
底床(ていしょう)とはアクアリウムで水槽の下の方に敷く砂利や砂の事です。
浮き草や活着系の水草以外は基本的に底床に水草を植える事になるので必要になります。
底床と一言で言っても種類はとても多いです。
水草を育てる場合底床は何でも良いという訳ではありません。
粒の大きさや通水性などが重要になってきますが、わからなければとりあえず「ソイル」と呼ばれる底床を使ってみてください。
水草を育てる上での底床の役割や選び方については別記事でまとめているので、興味のある方は読んでみてください。
それではここからはあると便利な道具についてご紹介していきます。
あると便利なのでなくても問題はないのですが、水草を育成するのであれば、あった方がとても便利です。
そんなに高価なものではないので、メンテナンス道具としてそろえても良いでしょう。
これは水草を植えるのに、とても重宝する道具なので、必要な道具と言っても良いです。
手でも水草を植える事は可能ですが、水草と水草の間に植えたりなど細かい作業をする場合はピンセットがないと難しいです。
ピンセットは長いもので先が細いものが1~2本あると良いです。
実はピンセットは思っているよりも重要な道具なので、ちょっと高いのですが、専用のものを購入する事をおすすめします。
安いものだと上手に植える事が出来なくて、ストレスが溜まります。
これも水草を育成・管理する上では必要な道具です。
水草を切る為に使います。
ハサミはストレートな普通のものと先が曲がっているものを準備しておくと便利です。
先の曲がっているものは化粧用品コーナーなどに売られている女の子が眉毛を整えたりするのに使うハサミがとても便利で使いやすいです。
ちょっと高いですが、専用のものも売られています。
専用のものが良いのは当然ですが、切れれば特に問題ないので、100均のものでも全然大丈夫です。
注意点が何点かあります。
ハサミの稼動部分に油がついている事がありますので、油をしっかり拭いておいてください。
ハサミを水中に入れて作業する事になりますので、ステンレスのものが良いです。
キッチン用のバットなどで十分です。
金属のものでもプラスチックのものでも良いです。
バットはとても重宝しますので、水草を育てるのであれば、ひとつは準備しておきましょう。
切った水草を入れるのに使ったり、水草をバットの上に並べたりなど、あると本当に便利なので、作業がはかどりますよ。
えっ!?何それ!?と思った方も多いのではないでしょうか?
サンドフラッターとは、底床を平らにならす為の専用ツールです。
底床を入れたら、水草を植える為にある程度平らにしてあげなければいけません。
その為、サンドフラッターがあると非常に便利です。
底床を平らにならす事が出来れば良いので、三角定規などでも全然問題ないです。
ビニタイやテグスは水草を活着させる時に必要になります。
100均に売られているもので十分です。
活着とは水草が流木や石に根づいてくれる事で、ビニタイやテグスで抑えて活着させます。
ビニタイはいろいろな色のものが売られていますが、黒が目立たないのでおすすめです。
目立つと景観を壊してしまうので、出来るだけ細いものを選ぶようにしましょう。
タッパーはあると便利な道具で水草を一時的に保存する場合に使います。
水草を植えてる時や水槽をリセットした時など、その日のうちには植えられない場合も出てきます。
そんな時はタッパーに入れて水を入れておけば2~3日なら保存する事が可能です。
使用頻度は少ないと思いますが、あるととても便利です。
熱帯魚を飼育している場合は改めて準備しなくても持っていますよね?
ネットは水中や水面のゴミをすくって取るのに使います。
水草を植えたり、トリミングなどの作業をすると、どうしても葉や茎などが水面や水中に漂ってしまいます。
そのまま放っておくとコケが生える原因になりますので、ネットですくって取り除きましょう。
いかがでしたか?
今回は水草を育成・管理するのに必要な道具についてご紹介しました。
まず設備面は、照明とCO2添加機器が必要です。
なくても大丈夫な水草もありますが、大丈夫なだけで綺麗に育てようと思ったらあった方が断然良いです。
基本的に水草は底床に植えるので、当然ですが底床は必要になります。
あると便利な道具は何を植えるかによって変わってくるので全てそろえる必要はありません。
水草水槽を作るのであれば、ピンセットとハサミがあれば十分です。
ピンセットは特に重宝する道具なのですが、これはちょっと高くても専用のものを購入してください。
そんなにこだわらなくてもと思うかもしれませんが、ピンセットって結構重要ですよ。
水草のメンテナンスセットみたいな感じで売られているものも多いですし、セットだと安くそろえられます。
種類も多いので、水草を育てるのであれば、メンテナンスセットをひとつ購入しておいて損はないです。
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