【とても重要】熱帯魚の混泳!失敗しない為の注意点
青く光る目が幻想的な熱帯魚
アフリカン・ランプアイを飼育しよう!!
目の上だけが青く光る幻想的な熱帯魚『アフリカン・ランプアイ』。
結構面白い感じの泳ぎ方でチョロチョロ泳ぎ回ります。
そんなアフリカン・ランプアイの飼育について特徴・飼育のポイント・繁殖などご紹介します。
どうぞ、ご覧ください。
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アフリカン・ランプアイってどんな熱帯魚?
学名:Aplocheilichthys normani
分類:カダヤシ目カダヤシ科アプロケイリクティス属
特徴は?
アフリカン・ランプアイはちょっとだけ青みがかったシルバーの体色と目の上だけが青く幻想的に光る熱帯魚です。
初心者にもオススメの熱帯魚です。
どの種類の熱帯魚?
アフリカン・ランプアイはメダカの仲間です。
今までご紹介してきたグッピーなどと違い稚魚ではなく卵を産んで繁殖するメダカです。
故郷はどこ?値段は?
故郷はその名の通りアフリカ大陸に広く分布し、特にナイジェリアやカメルーンなどです。
値段は1匹80円ぐらい~で手ごろで10匹以上で群泳させると良いと思います。
どれぐらいの大きさになるの?
体長は3.5cmぐらいで小さく、グッピーなどのメダカの仲間に比べると華やかさは少々劣る面がありますが、落ち着いた体色と目の上が青く光るのが魅力的で、群泳させると青くキラキラ輝いてとても綺麗です。
水面をチョロチョロ泳ぎ回る!?
泳ぎ方もちょっと特徴的な感じで水面近くをチョロチョロ平行に泳ぐことが多いです。
いろんな熱帯魚を混泳させると中層を泳ぐ魚が多い為、空いた水面直下の部分を演出するのには、アフリカン・ランプアイはとても良いと思います。
アフリカン・ランプアイ飼育のポイント
性格は?混泳は可能?
性格は非常に温和です。
大きさの違いすぎる魚や気の強い魚でなければ、混泳が可能ですが、若干他の魚を追いかける習性があるような気がします。
水温・水質について
好む水温:23℃〜28℃
好む水質:弱アルカリ性~中性
基本的には丈夫な魚で、初心者にオススメなのですが、水質や水温の変化に敏感で、急激な変化に弱いです。
飼育難易度は?餌は?
飼育難易度 ★☆☆☆☆
簡単ですが、水質に注意が必要な為、グッピーなどに比べると少し難しい感じです。
基本的に水面下を泳ぐ魚なので、餌は浮遊性の餌がオススメです。
寿命は?かかりやすい病気は?
寿命は2~3年ぐらいです。
個体差があり、飼育環境によっても大きく左右されます。
口腐れ病や尾ぐされ病などのカラムナリス病にかかりやすいので注意が必要です。
アフリカン・ランプアイの繁殖
繁殖は容易?オスとメスの見分け方は?
アフリカン ランプアイの繁殖は初心者でも簡単です。
餌をしっかりあげて、水温や水質の管理を行えば、オスがメスを追い回すようになり、繁殖してくれます。
オスとメスの見分け方ですが、ヒレの形や色で見分ける事が出来ます。
背ビレ尻ビレが角ばっていて、ヒレが黄色っぽくなっているのがオス、背ビレ尻ビレが丸く、ヒレが半透明なのがメスです。
繁殖について
水草やその根元などに卵を産み付けます。
その為繁殖には水草を用意してあげる必要があります。
一度卵を産むと約10日おきに新しい卵を産みます。
混泳の場合は他の成魚に卵や稚魚が食べられてしまう可能性があるので隔離した方が良いです。
卵は1週間ぐらいで孵化します。
孵化するまでの期間が他の熱帯魚よりも少し長いので、卵にカビが生えてしまう事があります。
孵化するまでは強めのエアレーションで、水換えを頻繁に行うようにしましょう。
稚魚にはブラインシュリンプをあげてください。
飼育のコツ・注意点は?
水質・水温管理がとにかく重要
アフリカン・ランプアイは水質や水温の変化に敏感で、急激な変化に弱い熱帯魚です。
飼育環境が繁殖はもちろん、寿命にも影響してきます。
飼育環境の管理をしっかり行いましょう。
混泳もちょっと注意
そこまで注意する必要はないかも知れませんが、飼育してみて感じたのは若干他の魚を追いかける習性があるような気がします。
もし追い掛け回すようなら、隔離した方が良いかもしれません。
まとめ
アフリカン・ランプアイは飼育も比較的容易で繁殖も狙える初心者にオススメの熱帯魚です。
その上、グッピーみたいにどんどん増えるという心配は無く比較的管理しやすい熱帯魚です。
水面下をちょろちょろ泳ぎ回りますので、観察していてもとても面白い魚です。
ぜひ、挑戦してみてください。