クラウンローチを飼育しよう!!

特徴は？

オレンジと黒の縞模様がとてもも特徴的な熱帯魚です。

clownとはピエロのことで、その見た目がピエロの着る衣装にそっくりな事から、名付けられています。

入門魚としてもよく知られており、初心者でも飼育しやすい熱帯魚です。

群れを作って泳ぐ熱帯魚なので群泳が魅力的です。

どの種類の熱帯魚？

クラウンローチはドジョウの仲間の仲間です。

ドジョウのチャームポイントであるヒゲがとても可愛らしいです。

故郷はどこ？値段は？

故郷はインドネシアなど東南アジアです。

値段は1匹400円～2000円程度です。大きさによって値段の幅があります。

どれぐらいの大きさになるの？

体長は10cmぐらいです。

中型魚と呼ばれる部類に入ります。

ショップで購入したときは3cmぐらいだったものが大きく成長するので注意が必要です。

クラウンローチは巨大化する!?

クラウンローチは巨大化するから注意が必要だとよく言われます。

しかし、狭い水槽ではあまり大きくならないのが現実です。

家庭での飼育であれば最大でも10cmほどにしかなりません。

120cmぐらいの大型水槽でも最大で20cmぐらいです。

自然のクラウンローチは40cm近い個体もいるようです。

横になって寝る魚

クラウンローチはとても面白い性質を持っています。

底の方で寝る時は横になって寝る事があります。

私も初めて見たときは「えっ!?死んじゃってる」と思って網ですくおうとしたら急いで逃げたのでビックリしました。

死んだふりをしているようにも見えるので注意が必要です。

性格は？混泳は可能？

性格は好奇心旺盛で成長するにつれ縄張り意識が強くなり、気性が荒くなります。

小さいうちは中層から上層を泳ぐ小型の熱帯魚と仲良く混泳していることも多いのですが、飼育しているうちに他の魚を追いかけたり、体当たりしたりするようになります。

気性も荒い熱帯魚なので、混泳には向かない熱帯魚です。

攻撃性も高いので自分よりも小さな魚は捕食対象となってしまいます。

同じくらいのサイズの熱帯魚や大きな熱帯魚でも大人しい性格だと標的になってしまうかもしれません。

クラウンローチには群泳をする性質があります。

天敵から身を守る為のようです。

群泳しているクラウンローチには序列があるようです。

前にいるクラウンローチから餌を食べます。

水温・水質について

好む水温：25～30℃
好む水質：弱酸性～中性

普通の熱帯魚よりも少し水温が高めです。

飼育難易度は？餌は？

飼育難易度　★★☆☆☆
飼育は難しくないのですが、混泳には注意が必要ですし、大きくなる点も注意してください。

餌は何でも食べますが特に生餌を好みます。

スネールイーターとして用いられる事もある為、貝も食べます。

【害虫を撃退】水槽に発生する貝や虫の種類と駆除方法

寿命は？かかりやすい病気は？

寿命は15年ぐらいでかなり長生きです。

野生では約30年生きるとも言われていますが、飼育下では10～15年です。

よくなりやすい病気は白点病です。

白点病の症状と治療法

繁殖は容易？

クラウンローチの繁殖ですが、水槽内ではほぼ不可能です。

成功した事例もあるみたいですが、定かではありません。

水槽での飼育だとそんなに大きくならないので、繁殖が難しいのかもしれません。

長生きする熱帯魚なので、あえて増やさなくても良いような気がします。

飛び出し注意

クラウンローチはかなりジャンプ力があるので、必ず水槽には蓋をしてください。

底床に要注意

クラウンローチは底で生活する事が多い魚なので、底床の掃除はこまめに行ってください。

不衛生な状況だと体調を崩したり、病気になったりします。

さらに泳ぎまわったり、横になったときに怪我をしてしまう可能性があるので、底床に尖ったものを使用するのはやめておいた方が良いと思います。

数匹での飼育がオススメ

1匹で飼育すると物陰に隠れて出てきません。

数匹で飼育すると仲良く泳ぎ回るようになるので、5匹ぐらいでの飼育が良いと思います。

生餌が大好き

基本的に何でも食べるのですが、生餌を好む性質があるので、餌は冷凍アカムシなどを与えると喜んで食べます。