【とても重要】熱帯魚の混泳!失敗しない為の注意点
上下逆さの不思議な熱帯魚
サカサナマズを飼育しよう!!
上下逆さま、お腹を上にして泳ぐとてもユニークな『サカサナマズ』
その不思議さから小型ナマズの中でもとても人気のあり、古くから親しまれている熱帯魚です。
そんなサカサナマズの飼育について特徴・飼育のポイント・繁殖などご紹介します。
どうぞ、ご覧ください。
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サカサナマズってどんな熱帯魚?
学名:Synodontis nigriventris
分類:ナマズ目サカサナマズ科サカサナマズ属
特徴は?
サカサナマズはその名の通り上下逆さまに泳ぐ熱帯魚です。
まさにコリドラスをひっくり返したような感じの魚です。
その不思議さからとても人気があり、古くから親しまれてきている魚です。
なぜ逆さまに泳ぐのかその理由は解明されていません。
重力や光に左右されずお腹を上に向けて泳ぐ事が確認されています。
無重力空間でもお腹を上にして泳ぎます。
ほとんどの魚は無重力空間で光を横から当てるとお腹も横に向けますが、サカサナマズはちゃんと上に向けて泳ぎます。
その為、サカサナマズはまだまだ謎の多い魚でもあります。
どの種類の熱帯魚?
サカサナマズはナマズの仲間になります。
故郷はどこ?値段は?
故郷は中興アフリカのコンゴ川流域などです。
値段は1匹500円~1,000円ぐらいです。
どれぐらいの大きさになるの?
体長は5~8cmぐらいになります。
最大で8cmぐらいになりますが、飼育環境下では6cmぐらいで成長が止まってしまいます。
飼育のポイント
性格は?混泳は可能?
サカサナマズですが、性格は大人しくとても臆病です。
大きさの違いすぎる魚や攻撃性のある魚以外は混泳可能です。
しかし、種類によっては気性が荒いものもいますので注意が必要です。
サカサナマズは甲殻類は大好物なので、小さなエビは食べられてしまう危険性がとても高いです。
夜行性の魚なので、日中はほとんど泳ぎ回りません。
その為、流木などを組み合わせて隠れる場所を作ってあげるようにしてください。
群れで泳ぐ習性を持つ魚なので、最低でも5匹以上で飼育してあげるようにしましょう。
水温・水質について
好む水温:24~28℃前後
好む水質:弱酸性~中性
水質変化に強い丈夫な魚なので、飼育は意外と簡単です。
水温や水質の急激な変化には弱い面がありますので、水合わせや水換えは注意が必要です。
飼育難易度は?餌は?
飼育難易度 ★☆☆☆☆
初心者の方でも簡単に飼育できるおすすめの熱帯魚です。
餌は人工餌がおすすめです。
浮遊性の餌だと、お腹を上に向けた逆さの状態で食べる姿が見られますが、沈下性の餌を食べる時はお腹を下に向ける為、通常の状態で餌を食べる姿が見られます。
寿命は?かかりやすい病気は?
寿命は3年ぐらいです。
丈夫な魚なので、ほとんど病気はしません。
水換え時の水質や水温の変化で白点病を発症する事があります。
トゲに注意!!
サカサナマズはエラ蓋の部分にトゲを持っています。
うっかり素手で触ってしまうと怪我をする場合があります。
素手では触らないように注意してください。
サカサナマズの繁殖
繁殖は容易?オスとメスの見分け方は?
サカサナマズは繁殖がとても難しいです。
国内でも繁殖例はあるのですが、意図的に繁殖させるのが難しい魚です。
飼育のコツ・注意点は?
丈夫な魚だけど水質・水温の変化には気をつけて!!
サカサナマズは丈夫な魚ので、とても飼育しやすく、病気にもほとんどなりません。
しかし、水質・水温の変化には弱いので、水合わせや水換えは注意が必要です。
夜行性なので昼間はほとんど動かない!!
サカサナマズは夜行性なので昼間は隠れていてほとんど動きません。
とても大人しく臆病な性格なので、流木などを入れて、隠れる場所を準備してあげましょう。
小型のエビとの混泳は無理!!
サカサナマズは大人しい性格なので、混泳は可能です。
しかし、甲殻類が大好物なので、エビは食べられてしまう可能性がとても高いです。
小型のエビとの混泳は出来ないと考えた方が良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回はとても不思議な熱帯魚のサカサナマズをご紹介しました。
お腹を上に向けて逆さの状態で泳ぐのでとても不思議な感じですし、愛嬌のある泳ぎ方がとても可愛い熱帯魚です。
繁殖は難しいのですが、サカサナマズは丈夫で飼育しやすい魚なので、初心者の方でも簡単に飼育できるおすすめの魚です。
ちょっと変わった熱帯魚を飼育してみたいという方は、ぜひ、挑戦してみてください。