熱帯魚図鑑
アロワナって大きな熱帯魚だよね!!かっこいいよ!!
古くから愛される大型魚
熱帯魚の中でも人気が高く、昔から親しまれている熱帯魚『アロワナ』。
熱帯魚を飼育していると一度は飼ってみたいと憧れる方も多いのではないでしょうか?
アロワナって大きな熱帯魚だよね!!かっこいいよ!!
存在感抜群の熱帯魚だよね!!
今回はアロワナの飼育について特徴・飼育のポイント・繁殖・種類などご紹介します。
それではいってみましょう。
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学名:Osteoglossum
分類:アロワナ目アロワナ科オステオグロッサム属
アロワナは存在感抜群の大きな体と美しい体色がとても魅力的な熱帯魚です。
熱帯魚の中でも人気がとても高く、憧れの的になっている熱帯魚で、古くから親しまれています。
とても大きな熱帯魚で、力も強い熱帯魚。
飼育するにはそれなりの設備が必要になりますので、飼育するにはそれなりの覚悟はしておいた方が良いでしょう。
アロワナは古代魚の仲間になります。
1億年以上前から存在していたと言われている熱帯魚です。
故郷は種類によって違いますが、南米、アフリカ、オーストラリア、ニューギニア、東南アジアなどです。
値段は種類によって全然違います。
アロワナの種類のところで詳しく解説しますが、安いシルバーアロワナの稚魚なら1,000円代で手に入りますが、高価なアジアアロワナだと数万円~です。
体長は70~100cmぐらいになります。
かなり大きな熱帯魚になりますし、回遊する性質があるので、かなり大きな水槽が必要になります。
アロワナは縄張り意識が強く、同種同士では激しい争いをします。
基本的に混泳は考えない方が良いでしょう。
混泳させるのであれば、温厚な性格の中型~大型の熱帯魚ですが、個体同士の相性によるので注意してください。
混泳については失敗事例もとても多いので、『アロワナ 混泳 失敗』などをネットで調べてみてください。
好む水温:23~28℃前後
好む水質:弱酸性~中性
成魚は水温・水質とも比較的適応力が高いので、神経質にならなくても大丈夫です。
ただ、急激な変化にはついていけないので注意してください。
水質が悪化しやすいので、水換えは定期的に行うようにしましょう。
特に注意が必要なのは幼魚です。
幼魚は高水温で飼育すると衰弱してしまう事がありますし、水質の変化に弱いです。
特に導入時の水合わせはしっかり行うようにしてください。
飼育難易度 ★★★☆☆
きちんとした飼育環境を準備する必要がありますが、準備出来れば飼育自体はそこまで難しくありません。
餌は管理が楽なので人工飼料がおすすめです。
しかし、人工飼料を食べるかどうかは個体によります。
アロワナは野生の環境では小魚や虫などを食べている肉食魚。
人工飼料を食べない場合はコオロギなどの昆虫系や小赤などの小魚を与えてみてください。
寿命は10~15年ぐらいです。
慣れてしまえば病気にも強い熱帯魚ですが、白点病を発症する事があるので注意してください。
その他にも目が垂れてしまったり、顎(あご)がずれてしまったり、エラがめくれてしまう事があります。
アロワナを飼育する為には大きな水槽が必要になります。
小さくても120cm水槽が必要ですし、Uターンする為にもそれなりの奥行きの水槽が必要になります。
水槽を置く場所があれば、180cmの水槽がおすすめです。
これだけの大きな水槽になると重量もかなりのものになる為、床が抜けてしまう事もあります。
もし自宅に設置を考えているのであれば、ショップなどに相談してみた方が良いでしょう。
フィルターもパワフルなものを使うようにしてください。
アロワナは大食漢ですし、糞の量も多いので水質がすぐ悪化してしまいます。
その為強力なフィルターを設置しないとすぐに生息出来ない環境になってしまいます。
アロワナを飼育する場合は水槽に必ず蓋をしてください。
アロワナはジャンプが大好きなので、飛び出し注意の熱帯魚です。
巨大な魚ですし力も強いので、割れない素材の蓋で重しをのせるようにしましょう。
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アロワナは繁殖がとても難しいです。
繁殖させる為には少なくとも2匹が余裕で飼育出来るぐらいの大きな水槽が必要になります。
しかも、相性の良いオスとメスを一緒に飼育しなければいけません。
オスとメスの見分けですが、かなり難しいです。
その為、相性の良いペアを探す為には5~6匹のアロワナが余裕で泳げるぐらいの大きさが必要になります。
現実的に考えて、自宅で飼育しようと思ったら繁殖は狙えないと考えて良いと思います。
アロワナにはいくつか種類があるのでご紹介します。
アロワナといえばこのシルバーアロワナというくらい有名なアロワナです。
南米に生息する全身が白銀色のアロワナですが、プラチナやアルビノのシルバーアロワナもいます。
最も大きくなる種類で、流通量が多く1匹1,000~5,000円と比較的安価なので初めてのアロワナとしておすすめの種類です。
ネグロ川に生息しているアロワナの1種で、少し黒っぽい銀色の体色に黄色のラインが入ります。
成長に応じて模様や体色が変化する為、飼い込みがいがあります。
シルバーアロワナに似ていますが、水質に敏感で難しい種類のアロワナになります。
値段は5,000~40,000円と少し高価なアロワナです。
ノーザンバラムンディはオーストラリアやニューギニアに生息するアロワナで飼育下では50cmぐらいで成長が止まる他の種類に比べると小型です。
気性がとても荒い個体が多い事でも知られていて、単独飼育が必要になる種類になります。
シルバーアロワナに比べると体高のあるアロワナで、体表には特徴的な赤いリング状の模様が入っています。
値段は5,000~10,000円ぐらいです。
東南アジアに生息するアロワナでとても美しい体色が魅力的でカラーバリエーションも豊富な人気のあるアロワナです。
ワシントン条約で保護されている種類で、日本で流通しているものには証明書が付いてきます。
色によって過背金龍・紅尾金龍・紅龍・青龍などの名前が付いています。
飼育環境で発色が大きく変わるので、飼い込みがいのある種類です。
値段は20,000円~で、成魚だと30万円ぐらいで売られています。
色彩や発色の具合によって値段がかなり上下し、100万円を超えるような高価な個体もいます。
アロワナを飼育する為には、大きな水槽が必要になります。
横幅はもちろんですが、Uターン出来るだけの奥行きも必要になってきます。
大きな水槽はそれだけ重量も重いので、床が抜けてしまう可能性があるので、飼育する場合はショップなどに一度相談してみた方が良いでしょう。
アロワナは大食漢で糞の量も多いので、すぐに水質が悪化してしまい生息出来ない環境になってしまいます。
その為、定期的に水換えを行うようにしましょう。
急激な水質変化には弱いので、水槽の4分の1ぐらいの量で週に2回の水換えがおすすめです。
アロワナはとにかくジャンプします。
その為、飛び出し注意の熱帯魚になるので、必ず水槽に蓋をするようにしてください。
大きな熱帯魚になりますし力も強いので、蓋は割れにくい素材の物で蓋の上に重しをのせるようにしましょう。
いかがでしたか?
今回はアロワナについて紹介しました。
古くから親しまれてきた熱帯魚で憧れの的にもなっている古代魚アロワナ。
かなり大きな水槽が必要になる為、自宅で飼育するには水槽が置ける場所があるかどうかが問題になってきます。
それだけ大きい水槽は重量もそれだけのものになるので、飼育を考えているのであれば一度ショップなどに相談した方が良いでしょう。
稚魚が売られている事もあるので、小さな頃から飼育すれば大きくなった時の愛着も湧きますよね。
水質が悪化しやすいので、定期的な水換えをし、水槽には必ず蓋をしてください。
飼育は一見難しそうに見えますが、環境を整える事が出来れば、難しい事はありません。
飼育するにはそれなりの覚悟が必要かも知れませんが、とても人気があるアロワナ。
ぜひ、挑戦してみてください。