【失敗しない為に】熱帯魚購入の注意点とポイント!!
いろんな治療法があるんだけど、どれも効果については微妙で確実ではないんだ!!
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外国産グッピーに見られる『テトラヒメナ症』。
白点病とよく似た症状やネオン病のような症状が見られ、グッピーキラーとも呼ばれるほど怖い病気ですが、グッピーだけの病気ではありません。
熱帯魚がテトラヒメナ症になるとどうなるのか?具体的な症状と治療法、さらに原因や予防する方法をご紹介します。
実は治療法がないので、予防する事がとても大切になってくるんですよ。
どうぞ、ご覧ください。
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テトラヒメナ症は熱帯魚の体表に白い点が出来る病気です。
白点病とよく似ていますが、致死率がとても高い為、グッピーキラーの異名を持つ怖い病気です。
実はこの病気、外国産のグッピーが発症しやすいびょうきでもあります。
熱帯魚がテトラヒメナ症になってしまった場合、どうなるのか具体的に見ていきましょう。
体表やヒレに白い点が現れます。
この段階では白点病との見分けがとても難しいのが事実です。
白点病の場合は基本的に尾ビレから点が現れる事が多いのですが、テトラヒメナ症の場合は体全体に現れます。
病気が進行すると体の一部が白くなったり、出血が見られます。
これはテトラヒメナが体表から皮下組織に進入した事によって、患部が壊死する為です。
患部がどんどん広がっていき、鱗(うろこ)が剥がれ落ちます。
ポップアイのように目が突出する事もあります。
その後熱帯魚は体力が衰えて衰弱し、死に至ります。
このテトラヒメナ症はグッピー以外にもラミノーズテトラ、ラミレジィ、グラスキャットなどの感染した例もあります。
テトラヒメナ症の治療法ですが、残念な事にありません。
まずはテトラヒメナ症にかかってしまった魚を即隔離してください。
隔離して被害を最小限に抑えるようにすることしか出来ません。
ホルマリンを利用したり、マラカイトグリーンを含むヒコサンZなどの薬で駆除する事が出来るという話もありますが、完全に駆除する事は難しいようです。
皮下組織にまで進入している寄生虫は薬を使っても駆除が難しい為、治療はとても困難です。
しかし、水中を浮遊する寄生虫は二酸化炭素を使用する事で、駆除が可能なようです。
いろんな治療法があるんだけど、どれも効果については微妙で確実ではないんだ!!
でも、やらないよりはマシだよ!!助ける事が出来るかもしれないからね!!
このテトラヒメナ症ですが、一昔前までグッピー病と一緒にされていましたが、違う事がわかっています。
テトラヒメナ症はテトラヒメナという寄生虫が原因で起こります。
ラグビーボールのような形をした寄生虫で、最初は皮膚の表面に寄生します。
その後、鱗を持ち上げて皮下組織に進入し、さらに内臓まで進入します。
テトラヒメナは繁殖力が高く、魚に寄生しては離れ、水中に浮上した後、また健康な魚に寄生します。
その為、他の魚にも移ります。
他の魚にもうつるから、とにかく発病したら隔離が大切になるよ!!
テトラヒメナ症は持ち込みがほとんどです。
とにかく怪しいグッピーを絶対に水槽に持ち込まないようにしてください。
つまり購入する時がとても大切になるという事になります。
国産グッピーの場合はあまりありませんが、特に外国産グッピーを購入する時は注意してください。
熱帯魚を購入する時の注意点は他の記事でまとめてありますので、そちらを読んでみてください。
今回はテトラヒメナ症についてご紹介しました。
グッピーキラーとも呼ばれるとても怖い病気です。
ホルマリンやマラカイトグリーンを含むヒコサンZなどの薬での治療は賛否両論あるので、実際確立した治療法ではありません。
他の魚にも移る可能性があるから、まずは隔離する事が大切です。
確立された治療法がないのですが、やらないよりはやった方がマシです。
もしかしたら、命を救う事が出来る可能性があります。
実はテトラヒメナ症ですが、この病気の存在すら知らないショップもありますし、外国産の安いグッピーなんだから、当たり前みたいな事を言うショップも存在します。
外国産のグッピーを購入する時は、しっかり観察し、少しでも怪しいと思ったらその魚を避けて購入するようにしましょう。