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熱帯魚のお腹がパンパンに膨らんでる!?

もしかしたらこの病気かも!?

腹水病の症状と治療法

6分

腹水病の症状と治療法

熱帯魚のお腹がパンパンに膨れてる!?なんで!?

熱帯魚を長年飼育していると病気はつきものですが、その中でも厄介なのが、お腹がパンパンに膨らんでしまう『腹水病』

お腹が膨張して鑑賞性も著しく低下してしまいますし、病気が進行すると衰弱死してしまいます。

熱帯魚が腹水病になるとどうなるのか?具体的な症状と治療法、さらに原因や予防する方法をご紹介します。

治療が難しい病気の為、早期発見・早期治療が大切で、治療は抗菌薬(グリーンFゴールドなど)による薬浴がおすすめです。

どうぞ、ご覧ください。

熱帯魚が腹水病になるとどうなる?症状は?

腹水病は熱帯魚のお腹がパンパンに膨らんでしまう病気です。

目で見てわかる症状が出た時には、既に手遅れの場合が多い為、致死率が高く、治すのが難しいと言われています。

その為、出来る限り早い段階で見つけ、すぐに治療してあげる事が重要です。

熱帯魚が腹水病になってしまった場合、どうなるのか具体的に見ていきましょう。

初期症状

まず、最初の段階として食欲の減退が見られます

さらにあまり泳がなくなります。

この段階では少し様子がおかしいかな?ぐらいで気が付かないと思います。

しかし、餌をあまり食べない場合は、基本的に何らかの病気になっている可能性が高いです。

この段階で治療できれば、完治は可能です。

しっかり餌を食べているか?糞をしているのか?を確認してください

中期症状

病気が進行すると消化器系を中心とした内臓疾患で腹部に水が溜まり、お腹が膨らんできます

その為、この病気は『腹水』病と言われています。

この段階では既に治療が難しいのですが、治療できる可能性も0ではないので、できるだけ早く治療してあげると良いでしょう。

消化器官の病気ですので、餌は与えてはいけません

私は一回だけこの段階で発見・治療を開始して、完治した事があるよ!!ダメ元でも治療はしましょう!!

末期症状

お腹がパンクしそうなぐらいパンパンに膨らみます

白い糞を出すようになり、排泄の回数や量が減るなどの症状が出ます

この状態までくると絶望的です。

呼吸の回数も増え、水槽の底でじっとしていたり、水面付近をふらふらしている事が多くなってきます。

またポップアイや松かさ病を併発する事が多く、衰弱して死んでしまいます

腹水病は見分けるのがとても困難な病気でもあります

メスの場合は繁殖の段階の可能性がありますし、餌の食べすぎでただ太っているだけの場合もあります。

飼育している熱帯魚のお腹が膨らんでいて、餌を食べないようなら腹水病を疑った方が良いでしょう。

腹水病はかかりやすい種類の魚がいます。

グッピー・コリドラス・ベタ・ネオンテトラ・グラミーなどです。

見分けるのが本当に難しいんだよね!!餌を食べなくなったら注意が必要だよ!!

腹水病の治療法

腹水病の治療法

腹水病は早期発見・早期治療がとても大切です

もし熱帯魚が吹く水びょにかかった場合、まず病気の拡散を防ぐ為、腹水病にかかった魚を隔離してください

隔離した魚はもちろんですが、メイン水槽に残っている魚の異変がないか様子を見てください。

薬浴

腹水病の治療には、薬浴での治療をおすすめします。

薬浴とは魚病薬を飼育水に入れて治療していく方法です。

使用する薬はグリーンFゴールド観パラDエルバージュなどです。




目に見える症状がある場合、治療は困難ですが、ダメ元でも治療は行いましょう。

さらにこれは魚病薬ではないのですが、ニトロニダゾールと言われる物質が腹水病に効果があるとされています。

医薬品のフラジールなどがこの成分を含んでいます。

薬浴を行う場合は、何点か注意点があります

薬浴の注意点に関しては別記事にまとめていますので、参考にしてください。

ココア浴

腹水病の治療法として、ココア浴と呼ばれるものがあります。

みなさんが想像するあのココアを使った方法で、ココアを溶かした水の中で泳がせて治療する方法です。

普通の飲むココアを使うわけではなく、純ココアと呼ばれるものを使います


このココア浴ですが、実は賛否両論ありますし、化学的根拠のない民事療法になります。

ココア浴のやり方や注意点などは別記事にまとめていますので、参考にしてください。

塩浴

塩浴は直接的な治療効果を持っていないので、おすすめしません。

腹水病の初期段階なら、自然治癒力を高める為に塩浴をしてあげる事で、治癒する可能性があります。

治療や薬浴!!使う魚病薬はグリーンFゴールド、観パラ、エルバージュだよ!!

腹水病の原因は?

実は腹水病の原因に関しては、完全に解明されていません。

細菌性のものであったり、消化器系を中心とした内臓疾患であったりが原因として考えられます。

細菌性の場合はエロモナス・ハイドロフィラ(運動性エロモナス菌)が原因

この菌はろ過装置が詰まったりなどした場合、爆発的に繁殖し、感染してしまう事があります。

消化器系の内臓疾患の場合、餌が原因として考えられます

餌が古かったり、合わなかったり、消化に悪いものだったり。

消化不良などを起こしてしまって、消化器官にダメージを受けてしまって、発病する事もあります。

この病気はかかりやすい魚種があり、食性や品種改良による弊害、過密飼育によるストレスなどが原因になる事もあります。

予防するには?

腹水病の予防

腹水病は治療の難しい病気でもある為、予防する事がとても大切です。

まずは熱帯魚達にストレスを与えない環境を作る事

急激な水質・水温の変化には気を付けたり、過密飼育になっていないかだったり、いじめられていないかだったり。

水槽の中が熱帯魚達にストレスを与える環境になってないか確認しましょう。

さらに腹水病を起こす細菌はろ過装置が詰まったり、底床の汚れなどで爆発的に繁殖するので、日常の管理を怠らないようにしましょう。

餌についても注意する必要があります

餌をちゃんと食べているか?餌は古くないか?与えてる餌はその魚にとって最適なものか?などなど

発病してしまうと治すのが難しいので、餌にも気を使う事が病気の予防になります。

まとめ

腹水病は厄介な病気で致死率がとても高い病気です。

治療も難しい病気の為、早期発見・早期治療が重要になってきます。

発見したのが中期や末期の症状だとしても、治療できる可能性は0ではありません。

何もしないよりは、ダメもとで治療を試みるようにしてください

治療は薬浴で、使う魚病薬はグリーンFゴールド、観パラ、エルバージュなどがおすすめです。

ココア浴については民事療法なので、賛否両論あります。

そもそも治療をしないといけない状態にならないように予防する事が大切です。

その為、熱帯魚にストレスを与えない環境作りや日常の管理をしっかり行いましょう


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