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【やり過ぎ注意!!】熱帯魚の餌やりの量とタイミング

9分

【やり過ぎ注意!!】熱帯魚の餌やりの量とタイミング

『ごはんの時間』は熱帯魚にとっても飼い主にとっても至福の時間です。

熱帯魚達も私達と同じように餌をあげたらいいの?どれくらいあげたらいいの?

そんな方も多いのではないでしょうか?

餌は1日1回1分以内で食べれる量が良いです。

たかが餌と思うかもしれないけど、あげすぎはすごく危険なんだよ!!

えっ!?そうなの!?

この記事では餌やりのポイント、餌の量やタイミングなど熱帯魚の餌やりのポイントなどをご紹介します。

それではいってみましょう。

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餌やりについて

餌やりについて

熱帯魚を飼育する上で彼らとの唯一のコミュニケーションとも言えるのが餌やりです。

餌を欲しそうに奥の方から出てきて集まったり、水面の方を気にしながら水面近くに上がってきたり、餌のケースを持つと動きが変わったりします。

餌をおねだりするしぐさは見ていてすごく癒されるよね。

熱帯魚達にとって餌の時間は至福の時です。

しかし、餌やりを間違えると熱帯魚に致命的なダメージを与える事もあります。

それではどのように餌を与えればよいのでしょうか?

餌やりの頻度は1日1回がベスト!!

餌やりの頻度は1日1回がベスト!!

餌のパッケージを見ると1日○回と書いてあると思いますが、1日に何回も餌を与えるのは良くありません。

基本的に1日1回が良いです。

熱帯魚は思っているほど餌を必要としないので、実は毎日あげる必要はありません。

3日ぐらいなら餌を与えなくても大丈夫ですし、1週間ぐらいの絶食なら耐える事が出来ます。

稚魚でもない限り、餌が少なすぎて死ぬ事はほとんどありません。

では、なぜ1日1回が良いのでしょうか?

個人的な見解ですが、理由は3つです。

餌のあげすぎを防止する為

あとで解説しますが、餌のあげすぎはとても危険です。

1日1回と決めておけば、あげすぎを防止する事が出来ます。

1日に何回もあげると、あげる餌の量が多い回や少ない回などがどうしても出てきます。

多い回が続くとよくありません。

その為、1日1回にしておくとあげる餌のばらつきを少なくする事が出来ます。

熱帯魚達が飼い主を覚える

厳密には飼い主を覚える訳ではないのですが、人が近づいたら餌がもらえる事を覚えて近づいてくるようになります。

決まった時間に餌をあげたり、決まった動作などをすると餌がもらえる事を覚えるので、熱帯魚達も反応するようになります。

あっ!?餌がもらえる!!みたいな反応をするようになるから、可愛いよ!!

熱帯魚達の健康状態を確認する癖(くせ)がつく

これもあとで解説しますが、餌を上げる時は熱帯魚の健康状態を確認してください

熱帯魚の健康状態は餌をあげた時がいちばんわかりやすいです。

その為、1日1回餌をあげるようにしておくと、毎日熱帯魚の健康状態を確認する癖がつきます。

餌を食べなかったり、奥でじっとして出てこない場合は病気の可能性が高いよ!!

餌やりのポイント

餌やりのポイント

餌やりのポイントについてご紹介します。

餌やりで考えるべきポイントは3つあります。

餌を与える量、餌を与えるタイミング、そして餌のあげる場所です。

それではそれぞれを詳しく見ていきましょう。

餌を与える量は少なめが基本!!

餌のパッケージなどを見ると『3分で食べきれる量』とよく書いてあります。

しかし、実際のところ3分で食べきれる量というのは、結構多いです。

餌の量ですが、1分で食べきれる量が適切です。

これは熱帯魚の状態を確認して調節すると良いのですが、基本的には1分で食べきれる量にしてください。

実は魚には満腹中枢がないとも言われています

その為、餌を与えられたら与えられた分食べます。

自分のキャパシティーを超えて食べる為、飼い主であるあなたが餌の量を管理してあげないといけません

餌のあげすぎにメリットはありませんので、少なめにあげるようにしましょう。

餌を与えるタイミングは意外と重要

餌を与えるタイミングは思っている以上に大切です。

タイミングを間違えてしまうと水槽に大きなダメージを与えてしまう可能性があります。

まず餌を与えるのは照明が点灯してから30分以上過ぎてからにしてください。

照明が消えている時は熱帯魚達は基本的に寝ています。

実際にやってみるとわかると思いますが、照明が点灯してすぐは熱帯魚達も寝起きなので、餌の存在に気付かずほぼ食べません。

餌を食べないという事は、水槽内に餌がいつまでもある状態になってしまうので、当然水は汚れてしまいます。

照明が消える前の1時間に餌を与えるのもあまり良くありません

これは私達人間も一緒で、寝る前にご飯を食べると太ると良く言いますよね?

寝る前に餌を食べると、餌がきちんと消化されないので、太る原因や体調不良の原因になってしまいます。

照明が消える前の1時間は餌を与えないようにしましょう。

餌をあげる場所はフィルターから遠いところ!!

餌をあげる場所はフィルターから遠いところにしましょう。

これはなんとなく分かると思いますが、フィルターの吸い込み口の近くで餌をあげると餌は吸い込み口に吸い込まれてしまいます。

すると、熱帯魚達にちゃんと餌が行き届きませんし、水が汚れてしまう原因になってしまいます。

餌をあげる場合は、フィルターの吸い込み口の位置を頭に入れて、遠い場所から与えるようにしてください。

餌のあげすぎの危険性

餌をあげすぎたらどうなるの?

餌のあげすぎにメリットなく、デメリットだらけでとても危険です。

実際あげすぎが危険な理由についてご紹介します。

水質を悪化させる

これが一番のデメリットなのですが、熱帯魚が餌をいっぱい食べたら、当然排泄物も増えますよね。

トイレがあるわけではないので水が汚れますし、食べ残した餌も底の方に溜まり、水を汚します。

ろ過が追いつかなくて水が汚れてしまうと彼らに逃げ場はないので健康状態が悪くなり、病気になり、最悪死に直結します。

餌の量=水の汚れに直結しているという事を頭に入れて餌をあげるようにしましょう。

食べ過ぎによる体調不良

餌のやりすぎは水質の悪化させるだけでなく、最悪熱帯魚の命に関わります

『えーッ!?たかが餌でしょ!?』と思うかもしれませんが、餌のあげすぎは魚を殺す事も出来る程なんです。

実際、餌のあげすぎが熱帯魚を死なせてしまう1つの原因だったりします。

熱帯魚にはお腹いっぱいになったという感覚は無いと言われているんです。

食いだめできる訳でもありませんし、満腹にならないのでいくらでも食べます。

餌のあげすぎは熱帯魚達を太らせる事にもなりますし、消化器官にも負荷がかかり、熱帯魚の寿命を縮める事になります。

コケの発生原因となる

餌に含まれている栄養というのは、実はコケにとってもご馳走です

餌の量が多いと水槽の中は栄養が多くなり、富栄養化状態になってしまいます。

するとコケにとってはとても嬉しい最高の環境です。

餌の量が多いとコケの大量発生を招く事になります

餌代がかかる

これは熱帯魚には全く関係ないのですが、飼い主側のデメリットです。

餌はそんなに高くはないのですが、結構いい値段します。

餌をあげすぎれば、その分餌代もかかりますよね?

熱帯魚も生き物なので、飼育する私達は責任を持って飼育する必要があります。

継続して飼育をするには当然コスト面も考えなければいけません

餌やりの時に観察してほしいポイント

餌やりの時に観察して欲しいポイントが2つあります。

餌がちゃんと行き渡っているか?

実際に熱帯魚にはいろいろな種類がいて、餌取りがあまり得意ではない熱帯魚もいます。

特定の魚だけが食べていて、餌を食べれない魚がいないように注意しましょう。

全ての熱帯魚に餌が行き渡るようにしないと、何日も餌が食べられずに最悪死んでしまう魚が出てしまいます。

2か所から餌をあげたり、浮く餌と沈む餌を混ぜてあげるなど工夫して、全ての熱帯魚が餌を食べられるようにしましょう。

魚の健康状態

餌をあげた時は熱帯魚の健康状態がわかりやすいです。

餌を食べない熱帯魚がいる場合は要注意です。

体調が悪い場合が多く、病気にかかっている可能性があります。

そのような魚は特によく観察しましょう。

病気の早期発見・治療が出来れば、命を落とさずに済みます。

餌を大量に入れすぎてしまった時は?

餌を大量に入れすぎてしまった時は?

餌が大量に入ってしまった。

そんな事態もあると思います。

餌を大量に入れてしまった場合は、まずは網ですくえる餌をすくいましょう

網ですくう時に魚にダメージを与えないように注意しましょう。

ある程度取れたら、プロホースなどを使って水換えをし、底の方の餌も取りましょう


餌を全て取る必要はありませんので、水換えは4分の1程度にしておいてください。

あとは毎日亜硝酸塩と硝酸塩の増加がないか確認してください。

その為には試験紙などが必要になるので購入しましょう。


餌のたんぱく質を亜硝酸塩に変化させてくれるバクテリアと亜硝酸塩を硝酸塩に変化させてくれるバクテリアがいます。

前者のバクテリアは増殖が早いのですが、後者のバクテリアは急激に増加しません。

その為、餌が分解されると亜硝酸塩が増加しますが、硝酸塩には変化させるスピードが追いつきません。

亜硝酸塩は熱帯魚達にとって有毒なので、増加している場合は4分の1程度水換えを行ってください

硝酸塩はほぼ無害ですが、大量に蓄積されれば有害になるので、硝酸塩の濃度が高い場合も水換えをします。

これを繰り返して、亜硝酸塩が検出されなくなれば、一安心です。

あとは普通通りの水槽管理をしてください。

長期間家を空けるときの餌やり

長期間家を空けるときの餌やり

1週間以上家を空ける場合はオートフィーダーやフードタイマーで自動的に餌をあげれる環境と整えてあげましょう。

タイマーがついており、毎日決まった時間に一定量の餌を水槽に落とす仕組みになっています。

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餌を自動化する場合はちょっと注意が必要なので、ご紹介します。

自動で餌をあげる場合は、必ず事前にその商品のテストを行ってください

商品によっては水槽に落ちる餌の量が一定にならないようなものもあるみたいです。

家を空ける前にその商品がどのような設定でどのくらいの餌を落とすのかを前もって確認しておきましょう。

長期間家を空ける場合、餌のあげすぎと水換えができないので、どんどん水質が悪化してしまいます。

その為、自分の水槽のろ過能力を把握し、どれくらい放置しても大丈夫かをしっかり見極める必要があります。

熱帯魚達にとって餌取りは真剣勝負!?

熱帯魚達にとって餌取りは真剣勝負!?

ここからは余談なのですが、私の水槽で起こったちょっと面白い話です。

ある日餌をやって少しすると、ブラックネオンテトラのほっぺがピンクになっているのに気付きました。

「なにこれ?口怪我してるのかな?」と思った次の瞬間

そのブラックネオンテトラが口から餌をいっぱい吹き出しました

結構な量を吹き出したので、ビックリしました。

口に詰めれるだけ餌を詰めたみたいで、とても面白かったです。

それだけ熱帯魚達にとって餌取りは真剣勝負なのかもしれませんね。

全体にちゃんと餌が行き渡っているかを確認する事もとても大事なので、注意して観察してあげましょう。

まとめ

いかがでしたか?

たかが餌やりと思うかもしれませんが、他のペットと違い熱帯魚の餌やりはちょっと注意が必要です。

餌は1日1回、出来る限り毎日同じ時間に1分間で食べられる量を与えるようにしてください。

『かわいいからついついたくさんあげてしまう』そんな気持ちも十分理解できますが、餌のあげすぎにメリットはありません。

デメリットだらけです。

餌が常に浮いているような状態だと、餌に興味を示さなくなってしまいます。

かわいいからこそ腹八分目、餌は少なめにあげるようにしましょう。

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