【とても重要】熱帯魚の混泳!失敗しない為の注意点
性転換する熱帯魚!?
ソードテールを飼育しよう!!
水質の悪化に非常に強く、とても飼育しやすく、元気に泳ぎ回り、餌も良く食べる為、初心者にオススメの熱帯魚『ソードテール』。
とても面白い特徴を持つ熱帯魚の一つです。
そんなソードテールの飼育について特徴・飼育のポイント・繁殖・種類などご紹介します。
どうぞ、ご覧ください。
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ソードテールってどんな熱帯魚?
学名:Xiphophorus hellerii
分類:カダヤシ目カダヤシ科キシフォフォルス属
特徴は?
ソードテールはオスの尾ビレが剣のように伸びるのが特徴で、いろいろな改良種があり、とても人気のある熱帯魚です。
水質悪化に非常に強く、丈夫なプラティやグッピーよりも丈夫な魚です。
どの種類の熱帯魚?
ソードテールはグッピーやプラティと同じ卵胎生のメダカの仲間です。なので、卵ではなく稚魚を出産します。
故郷はどこ?値段は?
故郷はメキシコやグアテマラなどです。
現在は東南アジアなどで大量生産されているので、値段1ペア数百円ぐらい~でとても手ごろですが、1ペア数千円という高価な種類もいます。
どれぐらいの大きさになるの?
体長は6~9cmぐらいでです。
オスがメスに!?メスがオスになる!?
ソードテールの面白い特徴は性転換する事です。
その性転換はどちらか一方の数が少なくなったり、いなくなったり、メスだけの場合、一番大きなメスがオスになったり、稚魚を出産したメスがオスになったりなど様々なようです。
実は性転換ではなく、単に成熟が遅れているだけという見方もあるようですが、実際に性転換は見られます。
その為、新たに追加しなくてもオスメスの数が調節出来てしまう繁殖にはちょっと便利な熱帯魚です。
飼育のポイント
性格は?混泳は可能?
性格はとても温和です。
大きさの違いすぎる魚や攻撃性のある魚以外は混泳可能です。
しかし、ちょっと注意が必要です。
オスはちょっと気性が荒く、同種同士での小競り合いや縄張り争いをします。
オスは3匹ぐらいで飼育すると牽制しあって喧嘩しにくくなります。
オスを2匹で飼育するというのは避けた方が良いでしょう。
水温・水質について
好む水温:23~28℃
好む水質:弱アルカリ性~中性
水質悪化にとても強いので特に気にする事はないと思います。
丈夫なグッピーやプラティー以上に丈夫です。
飼育難易度は?餌は?
飼育難易度 ★☆☆☆☆
とても丈夫な魚で飼育も簡単なので、初心者の方にオススメです。
餌は浮遊性の餌がオススメです。
寿命は?かかりやすい病気は?
寿命は2~3年ぐらいで、卵胎生のメダカの中では長生きです。
とっても丈夫な魚なので病気はほとんどしません。
ソードテールの繁殖
繁殖は容易?オスとメスの見分け方は?
卵胎生のメダカなので、繁殖は容易です。
オスとメスの違いですが、まず尾ビレに大きな違いがあります。
ソード状に尾ビレが伸びているのがオスです。
さらにメスには排泄腔近くに小さなヒレがあります。
しかし、性転換するので変わる場合があります。
繁殖について
数匹入れておけば、自然に繁殖を始めるので、気付いたら稚魚が泳いでいる事も多いです。
ソードテールの稚魚は必ず隔離した方が良いと思います。
ソードテールはグッピーなどよりも肉食傾向が強く、気性も荒い為、稚魚は食べられてしまいます。
泳ぐスピードも早い為、稚魚が生き残る可能性はとても低くなります。
稚魚を隔離せず放置しておくと数が増える可能性はとても低いです。
稚魚の餌ですが、ブラインシュリンプやミジンコなどを与えると良いでしょう。
ソードテールの種類
ソードテールは品種改良が盛んなので様々な種類が存在します。
飼育のコツ・注意点は?
混泳はちょっと注意
オスは少々気が荒いので、オス同士だと喧嘩になる可能性が高いです。
他の魚を追いかけるようなら隔離した方が良いでしょう。
稚魚は隔離しましょう
稚魚は隔離しないとまず食べられてしまいます。
隔離しないと稚魚が長生きする事はないと思います。
まとめ
ソードテールは卵胎生のメダカの中でも丈夫で飼育しやすいのですが、気性が荒く、稚魚を食べてしまう為、注意が必要な熱帯魚です。
性転換をするという面白い特徴も魅力的だと思います。
とにかく元気に泳ぎ回る魚なので、見ていても飽きません。
ぜひ、挑戦してみてください。