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水槽用ヒーターの種類と選び方・電気代は?
5分
熱帯魚を飼育しようと思ったら、まず水槽を準備してあげなければいけません。
でもショップに行くと・・・たくさんの種類の水槽があるので、迷っちゃいますよね。
初心者の方がいきなり大きな水槽や小さすぎる水槽を購入してしまうと失敗してしまう事が多く、最悪熱帯魚を死なせてしまう事になります。
水槽の種類と水量、さらに初心者におすすめの水槽のサイズをご紹介します。
どうぞご覧ください。
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ひとことで水槽と言ってもいろんな形や大きさものが売られています。
小さいものなら15cmぐらいのものから、大きなものになると150cmとか200cmといったものまで、本当にさまざまなサイズの水槽があります。
どんな水槽を選んだら良いのか・・・迷っちゃいますよね。
まずは水槽を選ぶ前にどんな熱帯魚を飼育するのか考えましょう。
大きな熱帯魚を飼育するのであれば、最低限魚の大きさより大きな水槽を準備してあげないといけませんよね。
小さな熱帯魚を飼育する場合、魚の数が多いと思いますので、それなりの大きさの水槽が必要になってきます。
小さな熱帯魚を飼育する場合、どれくらいの数の魚を水槽に入れるのが最適なのでしょうか?
一般的に『水量1リットルに対して体長1センチ』とよく言われています。
これは水量が50リットルの水槽なら、体長1センチの生体が50匹、体長2センチの生体なら25匹という事になります。
しかし、熱帯魚ショップやペットショップで売られている熱帯魚をよく観察してみてください。
『水量1リットルに対して体長1センチ』よりも生体の数が明らかに多いと思いませんか?
実際に小さな熱帯魚を飼育してみるとわかるのですが『水量1リットルに対して体長1センチ』だとかなり寂しい感じがします。
しかし、初心者の方の場合、飼育する熱帯魚の数は少ない方が良い。
一度も魚を飼育した事がない方だと、水質や水槽の掃除、コケ対策といった実際飼育してみて起こってくる問題に対する知識がありません。
そのような状態で多くの熱帯魚を飼育するのはちょっと危険です。
まずは少ない匹数で実際に飼育してみて、慣れてきたら数を増やしていくと良いでしょう。
熱帯魚の水槽の材質にはガラスとアクリルの2種類があります。
それぞれにメリット・デメリットがありますので、購入する際は利用シーンを想像しながら選んでください。
ガラス水槽のメリットは傷が付きにくく、透明度が高いです。
アクリル水槽に比べて低価格です。
逆にデメリットは衝撃に弱く割れやすい事と重量があるため重たいという事です。
アクリル水槽のメリットは衝撃に強く、ガラス水槽に比べ軽い事です。
逆にデメリットはガラス水槽に比べて高額で劣化が早いという事です。
ガラス水槽は変形しにくいのですが、加工しにくいといった特徴があり、アクリル水槽は硬度が低い為、膨張しやすいが加工しやすいという一長一短を持っています。
もし力の強い大型魚を飼育する時は、ガラス面に衝撃を与える事もあるので、アクリル水槽を選んだ方が良いでしょう。
水槽のサイズにはたくさんの種類があります。
大きなものから小さいものまで奥行きがないもの、高さが低いものなど本当に種類が多いです。
一般的な水槽の規格と水量を表にしてみましたので、参考にしてみください。
水槽種類 | 水槽のサイズ 幅×奥行き×高さ (cm) | 水量 |
---|---|---|
30cm水槽 | 30×18×24 | 約13L |
30×24×24 | 約18L | |
30×30×30 | 約27L | |
45cm水槽 | 45×24×30 | 約31L |
45×30×30 | 約40L | |
45×45×45 | 約91L | |
60cm水槽 | 60×30×36 | 約65L |
60×45×45 | 約121L | |
60×60×60 | 約216L | |
90cm水槽 | 90×45×45 | 約182L |
120cm水槽 | 120×45×45 | 約243L |
水は1L=約1kgありますので、水量が多ければ多いほど設置場所を考える必要があります。
ズバリ結論から言うと初心者におすすめの水槽サイズは60cm水槽(60×30×36cm)です。
60cm水槽って結構大きいので難しそうな気がするかもしれませんが、実はアクアリウムの入門用として初心者にやさしい水槽サイズなのです。
よほどの大型魚でない限りゆとりを持って飼育出来るサイズですし、小型の熱帯魚ならかなりの数を飼育出来ます。
様々な熱帯魚を混泳させたり、立派な水草レイアウトも出来ます。
大きな水槽だと掃除が大変ですし、小さな水槽だと水質の変化が大きく、水質の悪化も早いので初心者には難しいです。
いかがでしたか?
水槽には本当にたくさんの種類があるので、まずどんな熱帯魚を飼育するかを決め、それにあった水槽を購入するようにしましょう。
材質は2種類、ガラスとアクリルがありますが、力のある熱帯魚の飼育をする場合はアクリル水槽が良いです。
水は1L=1kgなので、水の入った水槽は思っている以上に重くなります。
最初は小さな水槽でと思われると思いますが、小さい水槽は水質変化の大きく、悪化も早いので難しいです。
初めて熱帯魚を飼育するという方は60cm水槽で、熱帯魚の匹数は少なめで飼育を始めてみましょう。
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