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水槽の種類とサイズ・初心者におすすめの水槽のサイズは?
6分
熱帯魚を飼育したいけど、どれくらいお金かかるの?
今回はアクアリウムに興味がある方に、アクアリウムを始めるのにかかる費用と維持費についてご紹介します。
具体的な値段もご紹介しますよ。
どうぞ、ご覧ください。
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熱帯魚を飼育する為にはそれなりの設備が必要になってきます。
例えば、水槽がないとまず飼育する事は出来ませんよね。
水槽だけではありません。
熱帯魚を飼育しようと思ったら、いろいろな道具が必要になります。
そしていざ飼育を始めていくと電気代や餌代、カルキ抜きや交換するフィルターなどなどお金がかかります。
アクアリウムを始める為には設備などの初期費用と餌代や電気代などの維持費がかかります。
まずは初期費用、アクアリウムを始めるのにかかる費用についてご紹介します。
本格的なものを揃えようと思えばいくらでもお金がかかってしまいます。
初めて熱帯魚を飼育する場合は、いい装置を揃える事よりも、実際に熱帯魚を飼育してみて、その面白さを実感する事の方がとても大切です。
その為、最初は入門セットみたいなセット商品やそこまで高くない商品で始めましょう。
熱帯魚の飼育を始めてハマれば、本格的な装置が欲しくなってきます。
そのときに本格装備に切り替えていけば良いです。
初期費用の金額ですが、水槽のサイズやどのタイプのろ過フィルターを使うか、どの程度の設備を揃えるかによってかなり違うので、何円とは一概に言えません。
ここでは初心者にオススメの60cm水槽で比較的安価な外掛けフィルターの場合で紹介します。
高いものはいくらでもあるので、出来る限り安価な物でまとめてみました。
熱帯魚を飼育する上で最低限必要な物の大体の値段をまとめてみました。
これだけあれば熱帯魚を飼育する事は可能です。
しかし、これは本当に最小限の設備です。
ここでは出来れば揃えた方が良いと感じる物の大体の値段をまとめてみました。
これは個人的に必要と感じる物です。
これだけあれば、ある程度カタチになります。
ご紹介したものをすべてあわせると15,100円です。
これに水質調整剤(カルキ抜きは絶対必要です)と飼育する熱帯魚の値段がかかります。
上記のものを揃えて熱帯魚の値段も含めると大体2万円ぐらいあれば十分熱帯魚飼育を始められます。
水草を入れる場合は水草の値段もかかります。
水草を本格的に育成する場合はCO2(二酸化炭素)添加器具が必要です。
ペットショップやネットショップを見るとセットで売られているものがあります。
もっと初期費用を抑えたいという方はセット販売のものを購入するともっと安く揃える事が出来ます。
60cm水槽で紹介しましたが、小さい水槽だともっと安く始める事が出来ますが、あまりオススメできません。
小型水槽だと温度や水質の変化が起こりやすく難しいです。
それではアクアリウムの維持費についてご紹介します。
熱帯魚は生き物なので当然ですが、餌が必要です。
しかし、犬や猫に比べるとほとんどかかりません。
大型の熱帯魚を飼育している場合は別ですが、小型魚なら膨大な餌は必要ありません。
100gもあれば4~6ヶ月はもちます。
なので1ヶ月あたり100円前後です。
維持費で一番お金がかかるのが電気代です。
フィルターや照明などほとんどが電気で動いている為、一番気になるところですよね?
まずは電気代の計算方法ですが、下の式で計算する事が出来ます。
1ヶ月の電気代=
ヒーターのワット数÷1000×1kWの電気代×1日の使用時間×1ヶ月の日数
初期費用でご紹介した内容で1kW=20円とし、1ヶ月30日で計算してみました。
ヒーター
60cm水槽で必要な150Wヒーターを12時間使用した場合
150W ÷ 1000 × 20 × 12 × 30 = 1080円/月
外掛けフィルター
消費電力6Wで1日中つけっぱなしの場合
6W ÷ 1000 × 20 × 24 × 30 = 86.4円/月
照明
LEDの消費電力12Wを8時間使用した場合
12W ÷ 1000 × 20 × 8 × 30 = 57.6円/月
ヒーターは水温が下がった時のみ作動するので12時間で計算してみました。
この例の場合、月々の電気代は大体1224円ぐらいになります。
ヒーターを使うのは冬だけですので、ヒーターを使わなければ、144円という事になります。
※これは出来る限り安価な商品を選んだ場合の例です。商品によって違いますし、1kWの電気代でも変わるのであくまで参考です。
ろ過フィルターに入っているろ材も定期的に交換する必要があります。
今回の例では外掛けフィルターですので、メーカーにもよりますが大体100~500円ぐらいです。
今回は初期費用でご紹介した物で計算した場合、1ヶ月あたりの維持費は244~644円、冬場は1324円~1824円という結果になりました。
水草を育成する場合はCO2の添加にかかるお金(ボンベ代)などもかかります。
冬場はどうしてもヒーターが必要になるのでコストがかかってしまいます。
いかがでしたか?
今回は熱帯魚の飼育、アクアリウムにかかる費用についてご紹介しました。
初期費用はかかりますが、維持費の方は思っていたより高くないのではないでしょうか?
犬や猫など他のペットに比べるとそれほどお金はかかりませんし、熱帯魚の飼育はそんなに敷居の高いものではありません。
熱帯魚の飼育にハマると次々と新しい器具が欲しくなってくると思いますので、維持費よりそちらの方がお金がかかります。
ご紹介した金額はあくまで例ですので、参考にしてください。
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