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打ち上げ花火のような模様が魅力的!!

ミクロラスボラ・ハナビを飼育しよう!!

ミクロラスボラ・ハナビを飼育しよう!!

その名の通り打ち上げ花火のような模様が特徴的な熱帯魚『ミクロラスボラ・ハナビ』。

とても小さい熱帯魚ですが、魅力的な色彩と模様を持つ美しい熱帯魚です。

そんなミクロラスボラ・ハナビの飼育について特徴・飼育のポイント・繁殖などご紹介します。

どうぞ、ご覧ください。

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ミクロラスボラ・ハナビってどんな熱帯魚?

ミクロラスボラ・ハナビってどんな熱帯魚?

学名:Danio margaritatus , Celestichthys margaritatus

別名:ミクロラスボラsp.ハナビ、ギャラクシーラスボラ、ファイヤーワークスラスボラ

分類:コイ目コイ科セレスティクティス属

特徴は?

ミクロラスボラ・ハナビはその名の通り打ち上げ花火のような模様が特徴的な熱帯魚です

2007年に登録された比較的新しい種類です。

正式名称は『セレスティクティス・マルガリタートゥス』といい、真珠で飾られた天魚という意味です。

個人的にはこの模様は渓流釣りとかで釣れる魚にそっくりのような気がします。

ダークブルーの体色に明るい黄色のスポットが入っていて、太めの赤いラインが入るヒレも特徴的です

打ち上げ花火のような模様なので、『ハナビ』と呼ばれていますが、夜空に輝く星に例えられて『ギャラクシー』とも呼ばれています。

販売名としては『ミクロラスボラsp. ハナビ』として流通しています。

どの種類の熱帯魚?

ミクロラスボラ・ハナビは小型のコイの仲間です。

故郷はどこ?値段は?

故郷はミャンマーなどです。

値段はだいぶん下がってきていて1匹300円ぐらいです。

どれぐらいの大きさになるの?

体長は2.5cm~3cmぐらいです。

ミクロラスボラ・ハナビ飼育のポイント

性格は?混泳は可能?

性格はとても温和で臆病です。

大きさの違いすぎる魚や攻撃性のある魚以外は混泳可能ですが、単独飼育の方が良いかもしれません。

小さく臆病な魚なので、ネオンテトラなどの代表的な小型熱帯魚でも怖がります。

隠れ家をたくさん準備してあげると良いのですが、怖がって出てこなくなり、餌も食べず痩せてしまう事があるようです。

水温・水質について

好む水温:24~26℃
好む水質:弱酸性~中性

水質にそんなにうるさくない熱帯魚なので飼育は容易ですが、色揚げを考えるのであれば、水質はしっかり管理した方が良いと思います。

急激な水温・水質の変化はストレスになるので、導入時の水合わせはしっかりするようにしてください。

飼育難易度は?餌は?

飼育難易度 ★★☆☆☆
丈夫な魚ですが、導入時は注意が必要です。

餌は何でも食べますが、口がとても小さいので餌の大きさに注意してあげてください。

寿命は?かかりやすい病気は?

寿命は大体2~3年ぐらいです。

水槽飼育の場合、安定するまでは死にやすい熱帯魚なので1ヶ月ぐらいは注意が必要です。

phショック白点病などには気を付けてください。

ミクロラスボラ・ハナビの繁殖

ミクロラスボラ・ハナビの繁殖

繁殖は容易?

ミクロラスボラ・ハナビは繁殖が容易な事が知られています

オスとメスの見分け方ですが、成熟すると容易です。

オスは発色が良く模様が鮮明です。メスは非常に不鮮明でヒレの根元にオレンジ色が入る程度です。

繁殖について

水草がたくさん植えている水槽であれば、自然に繁殖します。

親魚の大きさのわりに1mm程度のとても大きな卵を数日にわたって産みます

産み落とされた卵は2~3日で孵化します。

稚魚は食べられてしまう可能性が高いので、見つけたらそっとすくって隔離した方が良いでしょう

生まれてきた稚魚が泳ぎだしたら、ブラインシュリンプを与えるようにしてください。

飼育のコツ・注意点は?

餌やりは注意が必要!!

小さい熱帯魚なので、もちろん口も小さいです。

餌の大きさに注意してあげてください。

もし大きいようならすり潰してあげると良いと思います。

混泳させている場合は、怖がって餌も食べない場合があるので単独での飼育の方が良いかもしれません

導入時は特に注意が必要!!

ミクロラスボラ・ハナビで一番重要になるのは導入時の水合わせです

点滴法を使い、じっくり時間をかけて、しっかり水合わせをしていきましょう。

まとめ

ミクロラスボラ・ハナビのまとめ

ミクロラスボラ・ハナビは幻想的な模様が特徴的な美しい熱帯魚です

私は他の魚と混泳させているのですが、最初はやはり他の熱帯魚を怖がって隠れていました。

しかし、すぐに慣れたのか泳ぎ回るようになりました。

水槽に近づくと他の魚の群れに隠れるように逃げていたのですが、最近は近づくと餌がもらえると思って、前に出てきて水面付近で上を見ます。

餌を心配する方が多いのですが、私が飼育してみた感想は積極的に餌向かってくる魚だと思います。

難しい面もあると思いますが、慣れてしまえば丈夫ですし、とても綺麗で美しい魚なので、ぜひ、挑戦してみてください。

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