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【有茎草】植え方とトリミングの方法・おすすめは?

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【有茎草】植え方とトリミングの方法・おすすめは?

水草と一言で言っても、実はその種類はとても多いです。

そんな水草の中でも特に美しいと言われているのが『有茎草』です。

今回は有茎草の特徴や植え方、トリミングの方法、おすすめの有茎草をご紹介します。

有茎草を育てるコツについてもご紹介しますよ。

どうぞ、ご覧ください。

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有茎草の特徴

有茎草の特徴

有茎草とは、その名の通り茎を持つ水草です。

たくさんある水草の中でも特に美しいと言われています。

茎の節目から葉を伸ばし、水面に対してまっすぐか斜めに伸びるのが特徴の水草です。

有茎草は種類がとても多く、成長のスピードが早いものが多い為、水草の育成とレイアウトの変化が楽しめる水草でもあります。

逆に言うと、元気に成長すればするほど、お世話が必要な水草です。

成長が早いので、伸びすぎた部分はトリミング(カットする事)を行う必要があります。

有茎草は各節から発芽する事が出来る為、カットした部分をそのまま底床に植えると増やす事が出来ます。

有茎草の植え方

有茎草の植え方について詳しくみていきましょう。

有茎草ですが水上葉でも水中葉でも植え方は基本的に一緒です。

水草を植える為には、ピンセットとハサミを準備しておくとスムーズに出来ます。

有茎草を買ってきたら、絵のような感じだと思います。
購入してきた水草は茎や葉の一番下の部分が傷んでいる事が多いので、下から5cm程度ハサミでカットしてください。

カットしたら絵のようになります。
次に下から2節分くらい葉も取り除いてください。
このときに少しだけ葉を残すように切るのがポイントです。

すると水草が絵のようになったら、植える準備が完了しました。
少しだけ葉を残しておくと植えた時に浮いてきにくくなります。

ピンセットを使って水草を底床に植えましょう。
このときに葉を取った節の部分がきちんと底床の中に入るようにし、少し斜めに植えるようにしてください。

有茎草のトリミング

先程もご紹介しましたが、有茎草は元気に成長すればするほど、世話が必要な水草でもあります。

その為にいらない茎や葉をカットするトリミングという作業が必要になってきます。

なぜトリミングが必要なのか?

なぜトリミングという作業が必要になってくるのでしょうか?

その理由は下記の4つです。

  • レイアウトの見た目を維持する為
  • 枯れた葉や茎は水質悪化の原因になる為
  • 成長しすぎて他の水草に光が当らなくなる為
  • 間引いて通水性を良くし、コケの発生を抑える為

特に成長が早い有茎草の場合、トリミングという作業の重要性が高いです。

有茎草のトリミングの方法

基本的にトリミングは、葉や茎をカットしていくのですが、手でちぎったりするのではなく、必ずトリミングバサミを使うようにしてください。

有茎草の葉をカットする場合は、出来る限り葉の根元でカットするようにしてください。

有茎草の茎をカットする場合は、カットした茎をどうするのかによってカットする位置が変わってきます。

カットした部分を捨てる場合は、残す茎のカットしたい高さにある節のすぐ上でカットしてください。

有茎草の場合は、カットした茎をまた植えて増やす事が可能です。

カットした茎をまた植える場合は、カットする節のすぐ下の部分をカットしてください。

そして、カットした茎は植える時同様にしたから2番目ぐらいまでの葉をカットして植えるようにしてください。

おすすめの有茎草は?

ここでは初心者の方でも育てやすいおすすめの有茎草を5つご紹介します。

ハイグロフィラ・ポリスペルマ

初心者の方が始めて育てる有茎草としておすすめなのが、ハイグロフィラ・ポリスペルマです。

定番中の定番の水草という感じで、丈夫で育てやすい水草になります。

対応できる水質の幅が広く、成長スピードが早いです。

CO2(二酸化炭素)の添加は必要ないのですが、光が強すぎると赤っぽくなってしまう事があります。

グリーン・ロタラ

ロタラと言えば種類が豊富で、使用される事の多い有茎草です。

そんなロタラの中でも爽やかな明るい緑色が特徴的なのがグリーン・ロタラです。

トリミングや差し替えの基本を覚えるのにとてもちょうど良い水草で、肥料を必要とする水草でもあります。

このグリーン・ロタラも定番中の定番と言って良い水草です。

ロタラ・インディカ

ロタラ・インディカは色が独特なので、とても目立つ有茎草です。

葉の形状はグリーン・ロタラと一緒ですが、色は赤系です。

緑の水草の中に少し混ぜるととても自然な感じになります。

グリーン・ロタラも丈夫ですが、ロタラ・インディカはもっと丈夫な水草です。

ウォーターウィステリア

ウォーターウィステリアはCO2の添加しなくても育てられるので、初心者におすすめの有茎草です。

結構大きい水草になりますので、水槽のレイアウトでは中景~後景に使うと良いでしょう。

別名はハイグロフィラ・ディフォルミスと呼ばれているので、ハイグロフィラ・ポリスペルマと同じ仲間になります。

アマゾンチドメグサ

アマゾンチドメグサは丸い葉がとても可愛らしい有茎草で、CO2の添加が必要なく、丈夫で育てやすい為、初心者におすすめの水草です。

光が弱いと成長が不良気味になるので、少し注意が必要です。

有茎草を育てるコツは?

有茎草を育てるコツは?

初心者におすすめの有茎草には、CO2の添加が必要なく、強い光がなくても育てられる水草が多いです。

しかし、それは育てられるというだけの話だと思ってください。

最初に有茎草は美しいのが特徴だとご紹介しました。

その有茎草の魅力を引き出す為には、CO2の添加も強い光もあった方が断然良いです。

CO2や光が多いとその分光合成が促進されますので、成長も早くなります。

すると、当然ですが肥料も必要になってくる場合もありますし、大きくなります。

水槽のレイアウトを維持する為にはトリミングも必要になってきますので、お世話をしてあげないといけないのが、有茎草です。

まとめ

いかがでしたか?

有茎草は水草の中でもとても美しいと言われる水草です。

魅力を引き出す為には、CO2の添加や強い光はあった方が断然良いです。

成長スピードも早い為、トリミングが必要になります。

初心者でも育てやすい有茎草も多いのですし、水槽のレイアウトには欠かせない水草です。

ぜひ、育成に挑戦してみてください。

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